オリックス・山岡泰輔「キャリアで最悪…最低の1年だった」2200万円ダウン6800万円でサイン、プロ入り後初めて0勝に終わる
オリックスの山岡泰輔投手(29)は3日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、9000万円から2200万円ダウンの年俸6800万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 ◆自慢の銀髪を披露したオリックス・山岡泰輔【写真】 「プロ野球に入ってからのキャリアで最悪っていうか、最低の1年だったと思うので、結果的に。そこを来年キャリアハイを目指して頑張っていこうと思います」 東京ガスからドラフト1位で入団し、8年目の今年は開幕直前に脚を故障。右肘の不調にも見舞われて2軍調整が続き、1軍に昇格したのは9月中旬。登板は自己最少の6試合にとどまり、0勝0敗1ホールドの防御率3・38。すべて中継ぎ登板で、投球回数は5イニング3分の1だった。入団以来7年連続で勝利を積み重ねてきたが、初めて0勝に終わった。 30歳となる来季は、中継ぎを務めることが決まっているという。 「中継ぎで始まるというのはやったことがないんで、すごくワクワクしている気持ちもありますし、今のすごい中継ぎのメンバーがたくさんいるので、負けないようにやっていきたい。と思います。1イニングをゼロで抑え、50試合を目指して投げていけたらと思います」 昨年からリリーフは経験しているが、先発として試合をつくる役割から大きな転機となりそうだ。「(先発に)戻るつもりはないです」と断言。退路を断って、来季を迎える。
中日スポーツ