週末は自宅で子どもとクリスマススワッグづくりが楽しい!青山フラワーマーケットのスクール「hana-kichi」が教えるフラワーアレンジが参考になる
子どもと一緒に参加できるフラワースクールでスワッグ作り
冬の夜空を彩るイルミネーションも始まり、店頭のディスプレイにツリーを飾る店舗が増えるなどクリスマスの訪れを感じる季節。大きなツリーを飾るのも素敵ですが、このタイミングでぜひ挑戦してほしいのがスワッグづくり。 【画像14枚】スワッグづくりの教室の様子はこちら 完成されているものを買うのもいいですが、今年はお子さんと週末に作ってみませんか? 全国に店舗を展開する青山フラワーマーケットのフラワースクールでは、11月に親子で参加するスワッグづくりの教室を開催。ぜひその様子を参考にご自宅でスワッグづくりしてみましょう! 今回伺ったのは、全国に店舗があるフラワーショップ「青山フラワーマーケット」の青山の店舗に併設されたフラワースクール「hana-kichi(ハナキチ)」。事前に申し込みをした親子連れが集まり、土曜日の13時にスタート。 花材一式や花切りハサミなどの道具類はすべてスクール側がが用意してくれるので、何も持参する必要なし。 今回挑戦するのが、スワッグ作り。最近はインテリアアイテムとしても人気のスワッグですが、自分で作ったことありますか? 全国の青山フラワーマーケットでも扱っている花材で作れるので、ぜひおうちでもチャレンジしてみましょう。
キッズ講師担当の芳賀紗衣子さんがお花について解説
今回使った花材はヒムロ杉、ブルーアイス、ビバーナム・ティナス、エリカ“ベラ”、フォルモーサ、リューカデンドロン“トータム”です。教室はhana-kichiのキッズ講師担当の芳賀紗衣子さんのお話を聞くところからはじまります。 「ヒムロ杉は、緑のモリモリしたものだよ。見つけられたかな。 もっと大きい緑色のものが、ブルーアイス。これは、少し難しい大人の言葉で“針葉樹”といいます。針葉樹は落ち葉にならなくて、赤く紅葉しない葉っぱ。葉の形がつんつんって針のようで“針葉樹”といいます。1年中緑色であることから、永遠の命の象徴としてクリスマスの時期にキリストの誕生をお祝いする飾りに使われています。 クリスマスツリーのモミの木も針葉樹なのですが、ちょっと飾るのには大きいので、今回はこの針葉樹といろいろ組み合わせて作ってみたいと思います。」 このような感じで使っている花材の説明やいわれを伝えてくれるのです。今回は吊り下げて飾って使うため、きれいにドライフラワーにできるもので、色がきれいなものをセレクトされています。青い花がついているのがビバーナム・ティナス、ちなみに、「エリカ」はなんと400種類以上もあるそうです。そのなかから選ばれたのがピンク色の“ベラ”。 フォルモーサはオレンジ色、最後に残った白い小さな花がリューカデンドロン“トータム”。 「400種類ぐらいあるエリカの花のなかでも120種類ぐらいがヨーロッパの方で自生しているもので、あとの残りはアフリカやオーストラリアで育っているお花です。フォルモーサ、リューカデンドロンは南半球でオーストラリアとか南アフリカの方で生息していて、この3つのお花は“ネイティブフラワー”と呼ばれています。 ちょっと形が違って、ビサビサしたり、ササっとしているのが特徴のお花です。これのどれもがドライになっていくなかで色もちょっと濃くなったりはするけれどあまり変わらず、水分は抜けるけれど色味はこのままで長く楽しむことができます。普段のお花とはちょっと違うと感じているかもしれませんね。」 大人が聞いても知らないことがたくさんある説明を子どもたちは真剣に聞き、メモに書きとっています。