もうバンカーなんてへっちゃら! “脱出特化型ウェッジ” を中古でリサーチ
どうしても“ボーケイ”を使いたいというアナタに
バンカーは苦手、それでもやっぱりボーケイを使いたいというなら、同シリーズの豊富なグラインド(ソール形状)バリエーションを利用したい。ワイドソール、ハイバウンスモデルは「Kグラインド」。タイトリストのWEBサイトでも「究極のバンカークラブ」と表記してある。
ボーケイがグラインドバリエーションを製品に表記し始めたのは「SM5」(2014年)から。最新の「SM10」(2024年)でも、もちろん選べる。「SM5」は5000円前後、「SM10」は1万円台中盤から見つかる。しかしながら、Kグラインドにはロフト角が58度、60度と大きめのモデルしかラインアップされていない。日本限定の「ボーケイフォージド」には56度もあるから選択肢に入れたい。最新モデルの「ボーケイデザインフォージド」(2023年)は1万円台後半から見つかるだろう。 日本にはバンカー練習ができる練習場やゴルフコースが少なく、実際のラウンドでなんとなく上達を待つのがアマチュアの現状だろう。もちろん初心者でも、アスリート好みのソールがハマっている様子を目にしたことがあるが、まずは多くのモデルから選んで試行錯誤するしかない。健闘を祈る。(文・田島基晴)