いずれは“キャビア”も 「チョウザメ」養殖に注力のワケ リニア開業見据え町の新たな特産品に 商工会有志が会社立ち上げ 初の試食会も開催
養殖が順調な一方、気になるのが「味」。20日は、試食会も開かれました。 フライにして甘酢ソースをかけた「南蛮タルタル」に。 キャビアを乗せたにぎり寿司。
甘辛いタレをつけてじっくり焼き上げた「かば焼き」も。 町内の飲食店5店が腕を振るい、11品の料理を作りました。
高森町・壬生照玄町長: 「身自体は結構淡泊ですが、それでも身にも味があり、おいしいです。白身系のタイ、ブリのような味ですが、川魚独特の歯ごたえとか味わいがある」
記者も「南蛮タルタル」を試食しました。 (記者リポート) 「身がぎっしりしていて、味はとてもさっぱりでおいしいです。臭みもなくてとても食べやすいです」
味もおおむね好評でした。 CavLuck・吉澤充代表: 「料理人さんたちが言うには、全然臭みがないと。料理に使いやすい魚と言ってくれている。まずは魚肉を使い、どこの飲食店でも高森なら食べられるというものにしたい」 高森町で始まった新たな挑戦。吉澤さんたちは、来年からチョウザメの切り身を町内の飲食店などに出荷し、3年後にはキャビアの販売も始めたいとしています。
長野放送