巨大マンボウ水揚げ!! 新潟県佐渡市沖、温暖化の影響?
新潟県佐渡市春日の佐渡水産物地方卸売市場に11月19日朝、体長約2・5メートル、推定200キロ超の巨大マンボウが揚がった。漁業者らからは「温暖化の影響なのか」「でかい」といった声が上がった。 マンボウの画像はこちら 佐渡市和木の沖合に設置された定置網にかかり、魚市場で競りにかけられた。上下のひれを含めた長さは2・5メートルほどで、口から尾びれまでの長さは1・8メートルほど。県水産海洋研究所佐渡水産技術センターの伊藤敏晃センター長は、「全国的に海水温が上昇傾向にあり、マンボウのような暖海域の魚種が新潟県沖合に多く出現するようになってもおかしくない」と話している。 買い付けた市内の水産会社の社員は「マンボウが揚がるのは去年までは年に1回程度だったが最近は頻繁になっている。それでもここまで大きいものは珍しい」と語った。身は火を通すと鶏肉のような食感で、腸は干物に加工して食べることもあるという。 マンボウは 解体され、11月20日に東京都などに出荷された。