【阪神大賞典】サヴォーナ善戦マン返上だ!春のG1戦へ弾みをつけられるか 中竹師「身体能力の高い馬」
「阪神大賞典・G2」(17日、阪神) 天皇賞・春(4月28日・京都)を見据える長距離砲が、集結した。主役を担うのは、前走のダイヤモンドSで鮮やかな復活劇を演じたテーオーロイヤル。連勝を飾り、勢いをつけて春の大一番へ向かいたい。また、データ班のイチ推しはサヴォーナ。待望のタイトル奪取で善戦マンとおさらばできるか! ▼傾向(過去10年) 天皇賞・春へのステップレース。15年ゴールドシップ、18年レインボーライン、23年ジャスティンパレスは本番も制した。 ▼人気 1番人気〈6・1・1・2〉 2番人気〈2・2・1・5〉 3番人気〈2・0・3・5〉 4番人気〈0・2・1・7〉 5番人気〈0・3・2・5〉 1番人気の信頼度は高い。勝ち馬は全て3番人気以内と波乱は望みにくい一戦だ。 ▼ステップ 有馬記念〈5・6・2・6〉 AJCC〈2・0・0・6〉 ジャパンC〈1・0・1・2〉 日経新春杯〈1・0・1・7〉 中山記念〈1・0・0・0〉 ダイヤモン〈0・1・2・15〉 OP競走〈0・0・1・10〉 準OP〈0・2・1・12〉 勝ち馬全頭が前年の有馬記念、ジャパンCか、年明けのG2戦から参戦。 ▼前走内容 勝ち馬8頭が7着以内。同7頭が5番人気以内に推されていた。 ▼所属 美 浦〈0・1・0・16〉 栗 東〈10・9・10・64〉 地方馬〈0・0・0・2〉 栗東所属馬の独壇場。 ▼馬齢 4歳馬〈4・4・3・10〉 5歳馬〈4・3・4・18〉 6歳馬〈2・3・3・21〉 7歳以上〈0・0・0・33〉 勝ち鞍、勝率とも4&5歳馬がリード。 ▼馬格 勝ち馬8頭が前走時に480キロ以上と比較的大型馬が強い。 ▼距離実績 勝ち馬7頭に3000メートル以上の重賞V、もしくはG13着以内があった。 ▼注目馬 トップ評価は唯一の減点1だったサヴォーナ。待望のタイトル奪取で、春のG1戦線へ弾みをつけられるか。 中竹師「前回は操縦性の高さと能力を感じることができた。昨年の菊花賞で完成と思っていたけど、ジョッキーはさらに良くなったと言ってくれた。体がしっかりとしてきたし、身体能力の高い馬。距離が長いのもいい」 〈1週前診断〉池添を背に栗東CWで6F80秒5-11秒6(一杯)。3馬身ほど先行するティムール(4歳1勝クラス)を目標に、ハイラップを刻みながらも最後まで勢いは衰えず。最後はパートナーに1馬身半先着でフィニッシュした。帰厩後初の本格的な追い切りだったことを思えば、時計的にも上々。既に馬体は仕上がっており、当週はサッと追う程度で良さそうだ。