「こんなの見たことないなというプレーができる」

DeNA・森敬斗【写真：小林靖】

　ヤクルトOBの宮本慎也氏がYouTubeの「名球会チャンネル」に出演し、DeNAの森敬斗内野手を今季の注目選手に挙げた。自らと同じ遊撃を守る22歳について「ここ来年頑張ったら本当に一本立ちできる」と期待した。 【映像】「とんでもない肩」と驚愕　DeNA森が見せた“異次元レーザー” 　2019年ドラフト1位の森敬は、昨季自己最多の71試合に出場。打率.251、0本塁打5打点だった。動画では名球会打者たちが、2025年のセ・リーグについて展望。森敬の話になると。野村謙二郎氏も「日本シリーズで、出塁を考えた打席を見た時に、この選手伸びたなと凄く感じた」。松原誠氏も「顔がガラッと変わって、いい顔になりましたね」と指摘した。 　司会の山本昌氏から、打撃は小園海斗内野手（広島）のようになれそうかと問われると、宮本氏は「能力的には森の方が高い。守備とか見ていても、日本人の選手じゃ難しい、こんなの見たことないなというプレーができるので。カープの矢野もそうなんですけど、三遊間から走りながらノーバウンドで投げられる選手は今まであまり見たことないので」と球界屈指の強肩を生かした守備を絶賛した。 　昨季は打っても自己最多となる47安打をマーク。日本シリーズでも全試合に遊撃でスタメン出場した。「打つ方も頑張れば、本当に足も速いですし、スーパーな選手になれる可能性は高いと思います」と太鼓判を押した。