勘九郎さん親子が節目喜ぶ 江戸歌舞伎発祥400年
江戸歌舞伎発祥から400年に合わせ、歌舞伎俳優中村勘九郎さん(42)が15日、東京都中央区の「発祥之地」記念碑前で、長男勘太郎さん(12)と取材に応じ「節目に、勘太郎とこの地にいられる」と率直に喜びを語った。勘九郎さんの父勘三郎さんの十三回忌追善興行も重なり、勘九郎さんは「向こうに行ってもこのプロデュース能力。かっこいい父です」と話した。 1624年2月15日、初代勘三郎が、江戸で初めて幕府公認の芝居小屋・猿若座(後の中村座)を開場したとされ、かつて小屋があった付近に記念碑が建立されている。 勘九郎さん親子は歌舞伎座で「猿若祭二月大歌舞伎」に出演中。