『家いっぱいの愛』ユンサナ&チェ・ミンホの秘密が明らかに “似た者親子”のバトルが勃発
韓国ドラマ『家いっぱいの愛』がNetflixで第6話まで配信された。 何をやっても失敗ばかりだったムジン(チ・ジニ)が、「家族ビラ」のオーナーになって11年ぶりに元妻のエヨン(キム・ジス)と娘のミレ(ソン・ナウン)、息子のヒョンジェ(ユンサナ)の前に現れた。 【写真】女性用ハイヒールで華麗に歩くムジン(チ・ジニ) もう一度家族としてやり直すために戻ってきたというムジンに対して、ミレはムジンがいなかった11年間に築いた「家族の絆」を見せつけて邪魔をする。そんな中、エヨンが言い寄ってきた男とのトラブルで警察に事情を聞かれていたところ、ムジンが駆けつけ、男につかみかかる。その様子を見ていたミレは、ムジンのエヨンに対する想いを目の当たりにし、さらに自分一人ではエヨンを守れていないのではないかと無力さを感じて落ち込む……。 雨の中、虚しさのあまり泣いていたミレの目の前にテピョン(チェ・ミンホ)が現れ、傘を差しだすのだが……。今回は第5話と第6話を紹介しよう。(以下、ネタバレあり) ムジンは食事に誘ってもなかなか応じてくれないエヨンに業を煮やしていたが、とうとうエヨンが夕食に応じてくれた。雰囲気の良いレストランで食事をしたあと、エヨンはムジンの金遣いの荒さを注意する。ムジンは「財布のひもをきみが締めてよ。俺の人生で女はエヨンだけだ」と言うが、エヨンは「あなたのせいでミレが苦しんでいる。あの子が苦しむのを見たくない」とよりを戻すことはあり得ないと断言する。ムジンはショックを受け、エヨンを残して去ってしまう。 ミレは休みの日にエヨンと愛犬のメダルと出かけた先で「離婚をしたのは私のせい?」とエヨンに聞く。エヨンは「ミレのおかげで決心できた。離婚しなければ今の私たちもムジンもいない」と断言する。エヨンがムジンに対して未練がないのだと感じたミレだが、自分はムジンを見ると無性に腹が立ってしまうのはなぜだろうと心の中で問いかける。 エヨンと休日を楽しんでいたのに職場から呼び出されてしまうミレ。夜遅くに疲れて帰宅するところをテピョンに見られてしまう。自宅まで送ってくれる雰囲気だったテピョンに、家へ帰るように促すとそのまま去ってしまう。少し拍子抜けしたミレのもとに笑いながら戻ってきたテピョン。「あのまま帰ったら冷たいでしょ」と笑顔を見せるテピョンにミレは「非常に危険だ……」と恋に落ちる予感に戸惑いを覚える。思わず「もう親切にしないで。親切にされると気になる」と言ってしまう。 ある夜、301号室の住人のジョンイン(ヤン・ジョア)が泥酔して帰ってきたところをエヨンが介抱する。ジョンインを部屋に送り届けた際に、エヨンはムジンとジョンインが一緒に映っている写真を見つけ驚く。かつてジョンインはタイで知り合った男性との間に子どもができたが捨てられ、その子どもを流産していた。相手がムジンではないかとエヨンは悩む。誰にも相談できないエヨンは挙動不審になり、その様子をみたミレとヒョンジェが心配する。 エヨンに復縁を断られたムジンは、傷心を癒すために購入した中古のバイクで海に向かっていた。ちょうどそのとき「海女トッポッキ」を製造する工場長と会社の間でトラブルが起き、ミレが担当者として説得に向かおうとしていた。その様子を見ていたテピョンは、工場長をよく知っているから僕なら説得ができるかも……と同行する。 噂どおり頑固な工場長だったが「ばあちゃん!」と駆け寄るテピョンに心を開き、ミレにも本音で話をする。「私は仕事ができます!」と断言するミレの心意気に工場長は機嫌を直す。懸案事項が片付いたミレはテピョンとともに海辺を歩き、また2人の間の距離が近くなる。その時、海に向かって大声を出しているムヨンの姿を目にし、驚くミレとテピョン。 ある日、ランチをしているときに大学にいるはずのヒョンジェの姿を見かけたミレ。そこでヒョンジェが大学を休学し、起業をするために活動していることを知る。ミレと言い争いになったヒョンジェは、ムジンに投資してもらい起業すると大口をたたく。 エヨンとの復縁が叶わないと確信したムジンは、家族ビラの名義をエヨンに変更したことをミレに報告する。ミレの希望どおり家族ビラを出ていくというムジンに対し「また勝手に消えるつもり?」と怒る。そして出ていく前にヒョンジェを責任持って育てるようにムジンに訴え、「父さんが望んでいなくても親である以上、責任とってよ」と言う。 ムジンとミレが話し合っている最中に突然エヨンが現れ、タイでジョンインと何があったのか問いただす。それに対してムジンは「嫉妬か?」と言い、はっきり答えない。 エヨンがムジンとの写真を見たことを知ったジョンインは、エヨンを部屋に呼び、タイであったことを話す。エヨンはジョンインを傷つけたのはムジンでないことにホッとするが、ムジンがタイで女性ものの靴を履くモデルをして稼いでいたことを知り驚く。ムジンのたくましさや優しさをジワジワと感じ、揺れ動くエヨン。 ボーナスが出たミレは休暇をとってエヨンとタイ旅行を企画する。しかしその直前に急にイベントを任されることになり、ミレは徹夜を余儀なくされる。イベントが成功した打ち上げの帰り、ミレは礼服で酔いつぶれているテピョンを見つけた。そんな姿を見たことがないミレは心配して家に送り届けようとする。 ヒョンジェの休学の件を知ったエヨンは、イライラしながらバッティングセンターでプレイしていたところ、ムジンと会う。酒を飲みながらタイで何をしていたのか、どうやって金持ちになったのかをストレートに質問するが、ムジンは「真面目に生きていた」と答える。ムジンと話しながらエヨンは「私は何ひとつできない母親」と嘆き、酔いつぶれる。 泥酔しているテピョンを介抱し、送り届ける家が分からないミレは仕方なくラブホテルへ入る。そして酔いつぶれてラブホテルへ入ろうとするエヨンを追いかけるムジン。そんな4人がラブホテルの前でばったり遭遇し、驚いたミレはエヨンを怒鳴りつけ、エヨンは「バカ娘!」と怒鳴ってミレにつかみかかる……。