『家いっぱいの愛』ユンサナ&チェ・ミンホの秘密が明らかに “似た者親子”のバトルが勃発
ヒョンジェ&テピョンの秘密が明らかに!
第5話と第6話では、本作の癒やしとして視聴者を楽しませてくれるヒョンジェとテピョンに秘密があったことが明らかになった。 まずはお気楽なヒョンジェが、エヨンやミレに内緒で大学を休学していることが判明した。なんと起業で成功した先輩に続こうと活動しているところをミレに見られて大げんかになってしまう。 学費を負担しているミレに対して「父さんに投資してもらって、倍にして返してやる!」と大口をたたくヒョンジェだが、あまりにも楽観的な考え方に「大丈夫か……?」と不安になった人も多いだろう。 エヨンとの復縁が叶わないと腹をくくり、家族ビラを出ていこうとするムジンに、ミレはヒョンジェと一緒に住んで、心を入れ替えさせろと迫るのだが、あまりにもお調子者のヒョンジェに対して何から始めていいのか戸惑うムジン。なんとなく似た者親子のように見えるので、ちょっと笑える。 そんなお気楽ヒョンジェを演じるユンサナの天真爛漫さは、チ・ジニが演じる3枚目キャラと同様に相変わらずドラマのなごみポイントとして重要な役割を担っている。そしてもう一人のイケメン、テピョンはJプラスの社長の息子ではなく、腹違いの弟で養子になっていたことが判明した。明るく優しいテピョンからは想像できない、ドロドロした展開に驚いたが、テピョンの置かれている境遇が、今度のドラマ展開にどう影響するか気になる。 それにしてもテピョンを演じるチェ・ミンホが見せる笑顔は、『ユミの細胞たち』でも感じたが、価千金だと惚れ惚れする。ユンサナとは違った意味で、視聴者を和ませてくれる存在だ。
2組のカップルに進展が!?
エヨンとムジン、ミレとテピョンの2組のカップルにそれぞれ進展が見られた第5話と第6話。 まずは若い頃のエヨンとムジンの回想シーンがあり、2人は授かり婚だったことが分かった。ムジンとエヨンは心から愛し合い、永遠の愛を誓っていたのだ。 自分のふがいなさでエヨンを不幸にするとムジンは姿を消したわけだが「俺の人生で女はエヨンだけ」という言葉に嘘はないのだろう。 タイで苦労して稼いでいたのは(余談だが、女性のハイヒールを履くモデルをして稼ぐチ・ジニはなかなか見られないので必見だ)もう一度エヨンの心を取り戻したい一心だったのだと、ジョンインが証言している。時折謎めいた行動をとるムジンだが「真面目に生きてきた」という言葉を信じ、ムジンの11年間に一片の曇りもなかったと信じたい。 エヨンが職場で客に絡まれているところを助けたり、ミレを悩ます不法駐車の男をやっつけたり、家族のために奔走するムジン。次第にエヨンもかつてムジンを想っていた頃の自分を思い出しているようだ。そんな揺れる気持ちを、キム・ジスはチャーミングに演じている。 そしてもう1組のカップル、ミレとテピョンだが、2人がお互いを想っているのは間違いなさそうだ。ミレがスーパーで商品を陳列しているところを手伝おうとするテピョン。お互いを意識してか、2人が赤面するところがなんともかわいい。 複雑な家庭に育ったミレとテピョン。お互いが抱えている心の傷を癒し合えるような予感がする。何よりムジンに対していつもギスギスしているミレが、テピョンと2人でいると表情が柔らかくなるところが良い。 ラブホテルで偶然会ってしまった2組のカップル。ミレはムジンと一緒にいるエヨンが許せず、エヨンは自分の娘がラブホテルにいたことが許せなかった様子だ。“一卵性親子”といえるエヨンとミレの間に大バトルが生じ、亀裂が入る予感がするが、エヨンがミレの呪縛から逃れて自分の気持ちに素直になるために必要な過程なのかもしれない。 ムジンとテピョンがそれぞれ2人をどのように支えるか、次回に期待したい。
咲田真菜