【ボクシング】井岡一翔「来年、世界王者になる姿を必ず」大みそか決戦中止であいさつ
<プロボクシング:LifeTimeBoxingFights25大会>◇31日◇東京・大田区総合体育館 【動画】試合中止の井岡一翔がリングであいさつ 元世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(35=志成)が25年中の世界王座返り咲きを誓った。前日30日の計量前、同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との約5カ月ぶりの再戦が王者のインフルエンザ感染で試合中止の憂き目に。自身13度目となる大みそか決戦で用意されたリベンジ舞台がなくなった。 井岡は「楽しみにしていただいた皆さまには本当に申し訳ない気持ちです。ただこれで終わったわけではないので、次、マルティネス選手と交渉してもらい、試合してもらえるように話を進めてもらって自分自身も引き続き頑張ります」とあいさつ。マルティネスとの仕切り直しのカード再セット実現を希望した。 24年7月7日、マルティネスとのWBA、IBF世界同級王座統一戦で判定負けを喫した。王座陥落から約5カ月が経過。立ち止まっているつもりはない。井岡陣営も25年2~3月の再セットに向けて動き出す。井岡は「今年もわずかになりましたが、良い年をお過ごしください。今年1年ありがとうございました。来年、世界王者になる姿を必ずみなさんにお見せしますので、楽しみにしていてください」と王座返り咲きへの強い意欲を示していた。