岡田監督に評価されず…?阪神、前年から1軍出場がない選手6人
小川一平
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/85kg ・生年月日:1997年6月3日 ・経歴:県立横須賀工 - 東海大九州キャンパス ・ドラフト:2019年ドラフト6位 ルーキーイヤーには20試合に登板するなど、ブルペンで存在感を示していた小川一平。しかし、近年は右肘のコンディションに苦しみ、2024年は育成選手として開幕を迎えている。 2019年ドラフト6位で阪神タイガースに入団すると、プロ1年目から開幕一軍入りを果たし、20試合に登板。翌2021年は19試合の登板ながらも、防御率2.95と安定した投球を見せた。 2022年はチーム事情で先発に回り、開幕ローテーション入り。しかし、右肘のコンディション不良で離脱し、6試合の一軍登板でシーズンを終えた。さらに、同年オフには右肘の手術を敢行。 翌2023年は夏場に実戦復帰するなど、順調な回復を見せていたが、右肘の内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けることとなり、オフに育成契約となった。 矢野燿大監督時代には、速球を武器に光るものを見せていた小川。まずは右肘の状態を整えることになるが、岡田彰布監督の下でも戦力となりたいところだ。
岩田将貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:178m/75kg ・生年月日:1998年6月16日 ・経歴:九州産大九州高 – 九州産業大 ・ドラフト:2020年育成ドラフト1位 2022年に支配下契約を勝ち取った岩田将貴。しかし、まだ一度も一軍のマウンドには上がれていない。 九州産業大では左肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を経験したが、4年秋に復帰。リーグ戦で復活をアピールすると、育成選手ドラフト1位で阪神タイガースから指名を受け、プロ入りを果たした。 プロ1年目はウエスタン・リーグで8試合に登板し、2勝0敗、防御率2.70の成績を残すと、翌2022年はオープン戦から一軍に帯同。 開幕前の支配下登録とはならなかったが、同年はウエスタン・リーグで好投を続け、7月に支配下登録となった。 飛躍が期待された昨季は、二軍でチームトップの44試合に登板するも、防御率4.85と結果を残せず、一軍デビューは果たせなかった。 プロ4年目を迎える今季、ファームでは好調な滑り出しを見せている。球界でも希少な左のサイドハンドは、一軍のブルペン陣に割って入ることはできるか。
ベースボールチャンネル編集部