岡田監督に評価されず…?阪神、前年から1軍出場がない選手6人
豊田寛
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/88kg ・生年月日:1997年4月28日 ・経歴:東海大相模高 - 国際武道大 - 日立製作所 ・ドラフト:2021年ドラフト6位 岡田彰布監督就任以降は、一度も一軍昇格がない豊田寛。今季は勝負のシーズンとなりそうだ。 東海大相模高時代には、3年夏に4番打者として甲子園優勝を経験。日立製作所では強打の外野手として活躍し、2021年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した。 プロ1年目の2022年は、開幕直後に一軍昇格して5試合に出場。しかし、7打数無安打と結果を残せなかった。 ファームでも80試合に出場したが、打率.243、4本塁打と寂しい数字に終わった。 昨季はファーム暮らしが続き、一軍出場はゼロ。二軍では93試合に出場し、打率.271、2本塁打と前年より確実性を高めたが、長打力は影を潜めた。 今春はチーム内で熾烈なレギュラー争いが繰り広げられていたが、二軍調整が続いて競争に絡むことはできなかった。今季でプロ3年目の27歳となるだけに、まさに正念場を迎えている。
片山雄哉
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:1994年6月18日 ・経歴:刈谷工 - 至学館短大 - BC・福井 ・ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 一軍出場経験は、2022年の2試合のみにとどまっている片山雄哉。長らく二軍暮らしが続いているだけに、今季は正念場となりそうだ。 ルートインBCリーグ・福井ミラクルエレファンツで、2018年に打率.330、14本塁打、62打点の好成績を残し、同年のドラフト会議で阪神タイガースから育成1位指名を受けてプロ入り。 ルーキーイヤーから二軍でアピールを見せ、プロ1年目の7月に支配下登録を勝ち取った。 しかしながら、その後も二軍での生活が続き、プロ4年目の2022年にようやく一軍デビュー。 翌2023年は自身の長打力を活かすため、一塁手としてもプレー。二軍で79試合に出場して打率.288の好成績を残すも、一軍出場なしに終わった。 今春は捕手陣に故障者が相次いだが、オープン戦期間での昇格はなく、開幕は二軍スタートとなった。今季で30歳を迎えるだけに、同年代の梅野隆太郎や坂本誠志郎の牙城を崩し、少ないチャンスをものにしたいところだ。