岡田監督に評価されず…?阪神、前年から1軍出場がない選手6人
昨季は岡田彰布監督が指揮官に復帰し、38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。若手選手や新戦力が頭角を現し、チームの大躍進に貢献した一方で、一軍では戦力になれなかった選手も少なくない。そこで今回は、前年からいまだに一軍出場の経験がない選手を紹介する。
髙濱祐仁
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/88kg ・生年月日:1996年8月8日 ・経歴:横浜高 ・ドラフト:2014年ドラフト7位 2022年オフに阪神タイガースへトレード加入した髙濱祐仁だが、新天地ではここまで一軍出場なしと苦境に立たされている。 横浜高から2014年ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ入り後は一時、育成契約になるなど苦しい時期もあったが、2021年には一塁のレギュラー格に。 同年は自己最多の107試合に出場し、打率.262(規定未満)、8本塁打、43打点の好成績を残した。 さらなる飛躍が期待されたが、翌2022年は7試合の出場に終わるなど低迷。同年オフに渡邉諒とともにトレードで阪神に加入し、移籍を機に外野手登録となった。 しかし、2023年は春季キャンプから二軍暮らしが続き、まさかの一軍出場なし。同年はファームでも69試合の出場で打率.192とアピール不足に終わった。 チームでは森下翔太や前川右京など若手の外野手が存在感を示しており、厳しい立場に。2021年に見せた打撃を再び発揮し、一軍でのチャンスを掴みたい。
高寺望夢
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/76kg ・生年月日:2002年10月17日 ・経歴:上田西高 ・ドラフト:2020年ドラフト7位 着実な成長を見せている高寺望夢だが、岡田彰布監督就任後は一軍出場がない。今季は一軍の舞台で存在感を示したいところだ。 上田西高から2020年ドラフト7位で阪神タイガースに入団。高卒1年目は二軍で58試合に出場するも、打率.162、1本塁打、10打点と苦しんだ。 それでも、高卒2年目の2022年はファームで結果を残し、シーズン終盤に一軍デビュー。同年のクライマックスシリーズでは「8番・二塁」でスタメンに名を連ねるなど、大きな期待が寄せられた。 しかし、岡田彰布監督が就任した2023年は一軍出場なし。ファームでは106試合に出場し、打率.260、3本塁打、25打点、4盗塁の数字となった。 今春は一軍に昇格し、オープン戦では7試合に出場したが、最終的に開幕一軍メンバーに残ることができなかった。高卒4年目の今季はさらなるレベルアップを見せ、一軍定着を目指す。