ライバルのヤクルトは『勝術』を知っているチーム。秋季練習で見た阪神打線は思っていた以上に能力は高いよ【岡田彰布のそらそうよ】
オリックスの村上攻略すごく参考になるよね
24日から縦縞の背番号80のユニフォームを身にまとい、精力的に選手とコミュニケーションを取っている岡田監督=右から3番目[写真=毛受亮介]
「監督になったから、週刊ベースボールのコラム、終わるんですか?」 週ベファンから、よく聞かれる。現役の監督が週刊誌に定期的にコラムを掲載……って、あまりないことだけど、オレは続けることに決めた。 とりあえず来年の1月までは週1回この連載は続く。春のキャンプに入れば、どうするか。まだ決めていないけど、それまでは「監督、岡田彰布のそらそうよ」をしっかりと書いていきたいと思っています。だからお付き合いのほど、よろしくお願いします! 今週はまず日本シリーズのことに触れる。見方はもちろん「監督目線」よ。来シーズン、絶対に倒さなければならぬヤクルト。あらためて強さの秘密を探ってみる。そういう目線で日本シリーズを観戦している。 これを書いているのは第4戦が終わった直後。この試合、オリックスの投手陣が踏ん張り、ヤクルトの2勝1敗1引き分けになった。もしオリックスがこの試合を落としていたら、そのままヤクルトの日本一の流れだっただけに、オリックスは大事な1勝をもぎ取ったわけだ。このコラムを読まれるときには、結果は出ているだろうけど、最後までもつれる。そんな予感がする今年のシリーズになった。 ヤクルトに対して感じることは「勝術」を知っているチームということやね。第4戦こそ完封されたけど・・・
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週刊ベースボール