「フォーエバーヤング1強時代の始まり」 歴代1位22億円超ホースら完封する圧勝にX仰天「あの手応えで…」
G1東京大賞典
競馬界で今年最後のG1レースとなる東京大賞典(ダート2000メートル、10頭立て)が29日に大井競馬場で行われ、圧倒的1番人気のフォーエバーヤング(牡3・矢作、父リアルスティール)が直線抜け出して快勝。10月のジャパンダートクラシック(JDC)以来となるG1級レース3勝目を飾った。今年はケンタッキーダービー、BCクラシックで世界の強豪馬と大接戦を繰り広げた日本のダート最強馬が実力を示した。ネット上のファンからも「エンジン2つ持ってる説」「サウジドバイもBCも全部勝ってくれ」といった声が上がっている。 【動画】「エンジン2つ持ってる」「あの手応えで…」 フォーエバーヤングが圧勝した実際のレース映像 レースはクラウンプライドが好発から先導。海外帰りのフォーエバーヤングも4枠4番のゲートから好スタートを切ると、2番手からレースを進めた。4コーナー手前では坂井瑠星騎手の手綱が激しく動いたが、直線に向くと豪脚を披露。外から追い込んできたウィルソンテソーロ、内強襲のラムジェットを完封し、1着でゴール板を駆け抜けた。 昨年12月のJpn1全日本2歳優駿を制し、今年は海外を転戦。2月のG3サウジダービー、3月のG2UAEダービーを連勝し、5月のG1ケンタッキーダービーではタイム差なしの大接戦の3着と健闘した。秋は大井で行われた10月のG1JDCを圧勝し、再び米国に渡って世界最高峰G1とされるBCクラシックに挑戦。後方からの苦しい競馬ながら豪快に追い込んで3着と、ワールドクラスの力を示した。 今回は4着だった日本競馬歴代1位(22億円超)の獲得賞金ウシュバテソーロなどを完封し、世代交代を印象づけるレースとなった。X上のファンも「エンジン2つ持ってる説」「あの手応えでよく勝つわ」「まじでつええ」「フォーエバーヤング一強時代の始まり」「強すぎわろたww」「バケモン」「昨日のクロワデュノールといい、フォーエバーヤングといい、とんでもない馬を見られる幸せ」「力が違いすぎ」と唖然。 さらに「こっから海外に攻めて行くとすれば、国内で観れるのは数少ないないだろうな」「サウジドバイもBCも全部勝ってくれ」と今後の海外再進出への期待を膨らませる声が広がっている。
THE ANSWER編集部