【速報】博物館で車降りて20m…斎藤知事は「車の進入禁止エリア認識していなかった。当時の認識は道理的だ」職員は「理不尽と感じた」と証言
◆20メートル歩かされた 現場にいた幹部職員の証言
兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑を調査している30日の百条委員会。午後の証人尋問でも、県の職員らが相次いで証言しています。 【LIVE配信】兵庫・斎藤元彦知事が証人尋問 一人目は、斎藤知事が播磨町の県立考古博物館に出張した際、出入口の20メートルほど手前で公用車から降ろされ歩かされて、職員らを叱責したとされる疑惑に関係する幹部職員です。 その職員は、当時の状況を説明。「ドアが開いて、知事が降りてきた。車止めを見て『なぜどけておかない。それで車が通れると思っているのか』などと言われたと証言。言われた際は、「非常に強い調子で叱責されて想定外、頭の中が白くなった」と証言しました。 職員は、”知事の強い叱責は、業務に必要な範囲内か”と聞かれると「必要な範囲とは思いません」と回答。さらに「理不尽と感じています」とも話しました。
◆斎藤知事が証言
この疑惑について、午後3時から出頭した斎藤知事は以下のような見解を示しました。 「(待っていた)2人の職員のところまで行くと思ったのに、車が止まったので、車止めを外すことを失念していたのではないかと。動線を確保できてなかったんではと思った。」 「歩かされたことに怒ったのではなく、円滑な車の侵入を確保していなかったことへの注意だ。」として、「私は車の進入禁止エリアと認識していなかった。当時の認識としては、私の認識は道理的だと思う。」と証言しました。 斎藤知事への証人尋問は続いています。