木下稜介、2位 1打差で追った17番スーパーバーディーで追いつく粘り「ギャラリーのおかげで奇跡のバンカーショットに」日本オープン
◇13日 男子ゴルフツアー 国内メジャー大会第3戦、日本オープン最終日(埼玉県狭山市、東京GC) 2018、19年賞金王の今平周吾(32)=ロピア=が通算4アンダーで国内メジャー大会初制覇を達成。木下稜介(33)=ハートランド=は1打差の2位だった。 最後まで優勝を争った木下は「最後の最後まで(優勝の行方が)分からない状態で負けたので、非常に悔しい」と唇をかんだ。首位の今平を1打差で追った17番パー3では、グリーン右のバンカーから打った約15ヤードの第2打が直接カップインするスーパーバーディーで追いつく粘りを見せた。 「14、15番の連続ボギーが痛かったが、頑張れとか声をかけてくれたギャラリーのおかげで奇跡のバンカーショットにつながった」 難しいセッティングに各選手が苦しみ、大会スコアのアンダーパーは2人だけ。「年々、取りたいと思うタイトル。若手の強い選手がどんどんきているので簡単には取れないと思うが、こういうセッティングの方が向いていると思う」と、2021年のツアー選手権森ビル杯に続く国内メジャー大会制覇へ決意を示した。
中日スポーツ