横浜市がPCR検査結果を間違って伝えた問題に「こういうことが繰り返されるっていうのは本当にあってはならないこと」と黒岩県知事

　神奈川県の黒岩祐治知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【＊＊＊＊　00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「神奈川県・黒岩知事が定例会見（2020年4月22日）」に対応しております。 【動画】神奈川県・黒岩知事が定例会見 　　　　　◇　　　　　◇

海沿いの立て看板はいつ設置するのか

TBS：TBSの【ヒグチ　00:55:32】と申します。先ほどの湘南というか、海沿いの立て看板なんですけれども、いつごろからどういった形で、地域にまたばらつきが出ちゃうと、こっちには立て掛けられてるけど、ほかのところには立て掛けられてないみたいな問題が起きてしまうと思うんですけど、いつごろからというような予定はありますでしょうか。 黒岩：もうこの週末に間に合うようにやっていきたいと思いますね。これは地元の市町村の皆さんのご要望でもありましたから、それに対して県としてすぐに応えるという姿勢を見せて、こういう形でばーっと海岸沿いに掲示するといったら、相当やっぱりインパクトがあるんじゃないのかなというふうに思いますね。

全国に先駆けて情報を公にすることへの思いを

TBS：すいません、コロナウイルスからちょっと離れてしまって大変恐縮なんですけれども、先月末に発表していた、会見の中で、災害時の安否不明者、死者の公表という話がありましたけれども、その後、県民の方からとか反応はありましたでしょうかというのが1点と、あとあらためてコロナのこういう状況で大変な中だと思うんですけれども、先週の土曜日もかなり大雨が降って、災害級のということで、いつ起きてもおかしくないなというふうにあらためて思ったんですけれども、あらためて全国に先駆けて県の防災計画に盛り込んで情報を公にしていくということへの知事の思いを聞かせてください。 黒岩：地域防災計画を修正して以降、原則災害発生時の安否不明者、死者の氏名を公表することに関してのご意見とか反応というのは特になかったというふうに聞いていますね。また先週末に大雨による警報が発令される事態になりましたけども、氏名を公表するような大きな被害は幸いなことになかったということでありますね。災害発生時の安否不明者、死者の氏名について原則公表していくことについては変わりはありません。 　ただ、コロナのこういう大きなニュースの中にちょっと紛れてしまったのかなという感じは正直思っていますね。こういう事態じゃなければ、この問題といったものはもっと大きな注目を集めて、皆さんの中でさまざまなご意見が出たかもしれませんけど、皆さんそれどころじゃないという状況になっているときに、この災害時の氏名公表の問題というのは非常に大きな問題だと私は思っていますけども、今のところそういうのはないといったことですね。ですから、われわれ原則は変えないで、その代わりそういうときが来たらもう即座にやっていくという形にしていきたいというふうに思っています。