神奈川県・黒岩知事が定例会見4月22日(全文4完)本当にあってはならないこと
自衛隊がいるうちにオペレーションしたい思惑があるのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞社、モテギです。おそらくまだ、湘南国際村センターですか、あちらの部屋に余裕があると思うんですが、今日アパホテルの受け入れ、入院、始める予定というのは、これは少し自衛隊がいるうちにオペレーションしたいとか、そういった思惑があるんでしょうか。 黒岩:いやいや。その思惑でわざわざ患者さんを連れてくるわけじゃなくて、こういうふうな宿泊施設が整備されていますけどいかがでしょうかといった中で、じゃあ私はそこに行きますと言ってくださった方をお迎えするといったことでありまして、われわれが患者さんを探し出して連れてきているということではありません。 朝日新聞:個人的には湘南国際村センターのほうが空いているんであれば、あちらのほうに集めたほうがオペレーション的には楽じゃないかと思ったんですけれども、あらためて、まだセンターのほうに空きがあるのにアパホテルに入れるというのを、そういった方針はもうあらかじめ示されておりますけれども、ちょっとなぜなのかなと思ったので確認したかったんです。 黒岩:ご希望を聞いて、どちらに行きたいかという中で、こちらのほうがいいっておっしゃったら、どうぞってご案内しているということですね。どうぞ。
どれぐらい負担軽減につながっているのか
東京新聞:東京新聞です。宿泊療養の方や自宅療養の方に対してのLINEでの聞き取りというのが始まっているかと思うんですけど、それがどれぐらい負担軽減につながっているかというのが1点と、あとAIで自動で電話をかけて聞き取ることも近く始めるということだったんですが、それはもう始まっているのか教えてください。 黒岩:どうですか。 A:ICT・データ戦略課副課長です。LINEによる聞き取りについてはおおむね、フォローアップする対象者の7割ぐらいの方にご利用いただいております。AIによる聞き取りについては、準備はできておるんですが、まだ実際はご利用いただいていない状況でありまして、これから進めていきたいと思っております。 東京新聞:AIのほうが進んでいないというのは利用希望者がいないということなのか、まだ何かハードルがあるということなんでしょうか。 A:準備に時間が要してあったことが1つと、それから現場とのオペレーションの中で間違いがないように確実につなげるようにということがありまして、その2つで今まだ導入ができていないというところになります。 東京新聞:すいません、あと1点、LINEのフォローアップについて健康観察の方への対応などは特に考えてないんでしょうか。 A:すいません、ちょっと確認なんですが健康観察っていうのは具体的に。 東京新聞:濃厚接触があったとか、宿泊まではいかないんだけど自宅待機の方みたいなのがいたと思うんですけれども、その方たちにも保健所が確か毎日、熱を聞いてたりとかしてたような気がするんですがいかがでしょうか。 A:LINEで聞き取りをしているものについては日々の体温であったりとか、せきが出るとか十幾つかの項目がありまして、それについて日々、LINEについては朝9時とそれから16時の2回お答えいただいて日々の健康の状況っていうのを記録いただいて、こちらのほうでそれを見ながら健康観察をしているところであります。併せて、LINEのところには療養サポート窓口というものと、それから119番をご用意しておりまして、何かご不明なことがあるとか不安なことがあれば前者のほうにお電話いただき、緊急の、具合が悪くなったとかいうことがあれば119番のほうにお電話いただくという仕組みになっております。