夏はこれしかない! ビーチサンダルの定番of定番、『ハワイアナス』が最高なのには理由がある
夏になると、いつもこればっかり履いている。 ビーチサンダルの定番of定番。 ブラジルのブランド、ハワイアナスのビーチサンダルである。 【写真】「心の自由の象徴」といえるハワイアナスのビーチサンダル、「メゾン キツネ」とのコラボモデルはリゾート感がある "いつも"と言ったって、50代も半ばのおっさんが、仕事のある平日に履くもんじゃないよと思われるかもしれない。 一般的にはその名のとおり、海辺限定で用いるリゾート履きというイメージも強かろう。 だけど僕の場合、夏の間は休日だろうと平日だろうと構わず、ハワイアナスのビーチサンダルで貫いている。
■■平日の住宅街をウロつく怪人・ビーサンペタペタ中年男 僕が自宅の自室を仕事場とし、一人Macに向かってシコシコ作業するのがデフォルトの、フリー編集者兼ライター/コラムニストだからなせるワザなのかもしれない。 しかし正直言うと、慣れているとは言え、ド平日ビーサンスタイルが少し後ろめたい場面もある。 仕事を一段落させて筆を置き(テキストをセーブすること)、昼飯でも食いにいこうと自宅を出る。 そして住宅街の真ん中を、ビーサンをぺったぺったと鳴らして歩いていると、ご近所の人から訝しげな目を向けられているような気がしてしまうのだ。 考えすぎかもしれないが、「あの男、一体何?」という心の声まで聞こえてきそうなときもある。 コロナ禍のときはだいぶマシだった。 リモートワークが増えたことにより、似たり寄ったりのラフな格好で、平日の住宅街をウロつく同年代の男性がたくさんいたからだ。 だがコロナが明けて日常が戻った最近は、やはり平日の住宅街にいるのは、子育て中のママか専業主婦、あるいはリタイヤ後のご年配の方々が中心で、どうしても怪人・ビーサンペタペタ中年男は悪目立ちしがちなのである。 それでも僕がこのスタイルを辞めないのは、圧倒的に楽ちんだからだ。 誰もが認識しているように、最近の日本の夏、特にヒートアイランド現象が著しい都会の真夏は、異様なほどの酷暑に見舞われる。 夏だけ切り取れば、もはや亜熱帯地方とさほど変わらぬ気候。 それならば、ブラジル生まれのサンダルを引っ掛け、ユルっと涼しく日常生活を送るのが正解だろと、思っちゃってる次第なのである。