「なんで私が青コーナー!?」デビュー2戦目の才能の塊の前に泥水をすすり続ける不遇の女子レスラーが完敗
石川は青コーナー、皇希は赤コーナーと既に“序列”が生まれていることが見て取れるリング上。 入場時にダンスをして見せる余裕がある皇希に対し、石川は鬼の形相で突撃。「ナメんな!」と雄叫びを上げながら気迫のファイトで攻め込んでいき、必殺のジャーマン・スープレックスを狙う。 しかし、皇希はこれをダイヤモンドカッターで切り返し、長身を活かした高さのあるスパインバスター。さらに側頭部をビッグブートで貫き、必殺のアメジスト・バタフライ(※旋回式ダイビング・ボディプレス)を決めて3カウントを奪った。 デビューから2連勝を飾った皇希だが、「ぶっちゃけ試合にはまだ納得いってなくて、悔しさがすごく残っています。Twitterで奈青さんが言ってた“女優様”って思われてもしょうがないのかなって今思ってたんですけど、それがすごい悔しくて。勝ったのに悔しいです。女優でもプロレスラーでも、こうやって兼業するって決めたから。だからこそそういう風に思われても、自分が信じた道をこれから進んでいくんだって、改めて決意をしました」とモヤモヤを溜めている様子でコメント。 一方、石川は「自分自身に悔しいっていうか、努力って報われないんだなっていうか。まあ報われなきゃ努力じゃなかったんだなっていうのが自分の中で大きいですね。自分が練習してたとしてもこれで結局結果に出してないと意味がないので。そもそもなんで私が青コーナーだったのかわからないですけど!デビュー二戦目であんな踊ってる余裕とかもあって、そういうのも才能なんじゃないですか?自分にはないものなので、マリーゴールドでもっともっと輝いていったらいいんじゃないかと思います。自分は自分のできることをもっともっと頑張ろうって思いました」とジェラシーを滾らせながらも皇希のポテンシャルを認めた。