【MLB】ドジャース・カスパリアスが地区シリーズのロースター入り 故障のグローブがロースターを外れる
日本時間10月9日、ドジャースはパドレスとの地区シリーズ第3戦に向けて、ロースターを一部入れ替えた。米公式サイト「MLB.com」でドジャースを担当するフアン・トリビオ記者によると、救援右腕マイケル・グローブが故障でロースターを外れ、代わりに新人右腕ベン・カスパリアスがロースター入りするという。ロースターを外れたグローブはMLBの規定により、今回の地区シリーズの残りの試合と次のリーグ優勝決定シリーズ(ドジャースが進出した場合)には出場できない。 【動画】ドジャースのベン・カスパリアスが7つの三振を奪う 現在27歳のグローブはメジャー3年目の今季、39試合(うち2先発)に登板して4勝4敗7ホールド、防御率5.12を記録。ポストシーズンでは地区シリーズ第2戦の8回表途中から5番手としてマウンドに上がっていたが、対戦した最初の打者であるザンダー・ボガーツにソロ本塁打を浴びた。次打者のジェイク・クロネンワースを空振り三振に仕留めてイニングを終えたが、わずか打者2人、11球を投げただけで降板。どうやらこの登板で故障したようだ。 グローブに代わってロースター入りするカスパリアスは今年8月末にメジャーデビューしたばかりの25歳の新人右腕。レギュラーシーズンは3試合にリリーフ登板して8回1/3を投げ、2勝0敗、防御率2.16、12奪三振と好投した。マイナーでは主に先発を務めており、今季はAA級とAAA級で合計21試合(うち19先発)に登板して6勝4敗1ホールド、防御率3.35を記録。毎年イニングを上回る三振を奪っており、今季もマイナーの88回2/3で106奪三振をマークした。ブルペンの一角として、チームに貢献する働きが期待される。