大坂なおみ 東レ欠場「本当に悲しい」 負傷で国別対抗戦BJK杯も欠場の見通し<女子テニス>
東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024
女子テニスで世界ランク58位の大坂なおみは20日、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024(日本/東京、ハード、WTA500)の会場で行われた「YONEX Tennis Festival 2024」に登場。大坂は会場内で取材に答え、同大会を欠場となったことについて「本当に悲しいです」と語った。 【内島萌夏、日比野菜緒ら 東レPPO組合せ】 27歳で元世界ランク1位の大坂は出産を経て今シーズン復帰。先月から今月にかけて行われたチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)では3試合に勝利したが、4回戦はC・ガウフ(アメリカ)に対し6-3, 4-6となった時点で腰の負傷により途中棄権した。 この負傷の影響により大坂は東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024を欠場。2022年以来、2年ぶりの出場が叶わなかった大坂だが、この日は会場に登場し取材に答え、同大会を欠場となったことについて言及した。 「これは私のお気に入りのトーナメントの1つで、私はいつもここで良い成績を収めているので、本当に悲しいです。この会場でプレーできないのは少し残念ですが、戻ってこれて嬉しいです」 また、今シーズンを振り返り「私にとって今シーズンはベストではなかったと思いますが、多くのことを学んだと思います。北京での最後の試合のように、私は大きく成長し、全体的には満足しています。成長すべきことはたくさんあると思いますし、成長していると思います」と述べた。 なお、大坂は負傷の状態について、腰だけでなく腹部にも損傷があることを明かし、日本代表として出場予定であった11月13日から20日に行われる国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ・ファイナル(スペイン/マラガ、室内ハード)は欠場する見通しであると述べた。 今後は来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に向けコンディションを整えていき、世界ランク30位以内に入ることを目標に挙げた。
tennis365.net