【Y3Kファッション】って?Y2Kの先を行くネクストブームを完全解説
Y3Kトレンドって?
数年前から大ブームになっている、2000年代のトレンド「Y2K(Year 2000)」の次に注目を集めているのが「Y3K(Year 3000)」。ファッション界だけでなく、ビューティー、エンターテインメント、アートなど多方面で熱い視線を集めているY3Kは、名前の通り“西暦3000年の未来”をイメージし、未来やテクノロジーを感じさせるもの。SF映画やAI、メタバースの世界観を取り入れた“未来感”を表現している。 【写真】Y2Kファッションのお手本! 懐かし海外セレブの2000年代ファッションをプレイバック31連発 「ディーゼル」2022-23秋冬コレクションより
Y3Kを象徴する存在はaespa!
Y3Kを語る上で欠かせないのが、韓国のガールズグループaespa。彼女たちはデビュー時から仮想アバターとの共存という斬新なコンセプトで注目を集め、Y3Kトレンドの最前線を走る存在。MVやステージでのスタイリングといった全体のクリエイティブでもフューチャリスティックなムードを強調し、Y3Kムーブメントに多大な影響を与えている。
Y3Kってどんなスタイル?
そこで海外セレブが取り入れたY3Kファッションをご紹介。ゼンデイヤは2024年春日本公開の出演作『デューン砂の惑星PART2』のロンドンプレミアにて、「ミュグレー」の1995年秋冬コレクションの全身メタルシルバーのボディスーツをまとって大きな話題を呼んだ。胸もと、ミッドリフ、腕、脚にくっきりとした施されたカッティングが印象的な甲冑のようなスーツを見事に着こなしている。
ビヨンセは2023年のワールドツアー「ルネッサンス」にて、Y3Kをほうふつとさせる衣装を数多く着用。構築的なショルダーラインやカットアウトディテールが未来的な「ミュグレー」のボディースーツをセレクト。「アンナ カリン カールソン」のミラーサングラスがよりY3Kムードを後押し!
モデルのパロマ・エルセッサーは、2024年のメットガラにてカラーリリーの装飾が施されたグリーンのメタルコルセットに、シャンパンカラーのタフタスカートを合わせたルックを着用。カラーリリーは3Dプリントで作られたもので、テクノロジーとファッション、そして自然を見事に融合させた。
Y3Kスタイルにトライ!
Y3Kスタイルに代表されるのは、ホログラフィックやメタリック、PVCといった光沢素材や、カットアウトやアシンメトリーといったエッジが利いたデザイン、ビッグショルダーなどの構築的なシルエット。人気ブランドの「コペルニ」や「ディーゼル」、「バレンシアガ」は、Y3Kの世界観を見事に体現している。 普段のコーディネートにおしゃれに取り入れるには、コスプレ見えしないようにポイントで追加しよう。光沢素材の服やメイクをまとったり、メタルフレームのサングラスを加えたりするだけでぐんと今っぽい雰囲気に。SNSやエンタメ界を席巻するY3Kブームの波に乗ろう! 「コペルニ」2024-25秋冬コレクションより。