仕事に恋愛に、相手を引き込む「声の使い分け」6つ、ビジネスでは声の低い人のほうが頼りにされる
※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください それではここからは、お願いごと、叱る・ほめる、恋愛、子どもへの声かけなど、シーン別に使える「声テク」をご紹介していきましょう。 ■腹式呼吸がもたらす相手からの「信頼」と「注目」 声で相手を変えるSCENE 1:初対面で契約を決める ●笑顔の腹式呼吸発声で初対面から信頼される人になる 多くの人が自分の声は変えられないと思っていますが、その場に応じて、声を使い分けるのは簡単。そして声を変えるだけで驚くほど物事がスムーズに進みます。
まずは初対面で相手の印象に残る方法。ここでは初対面で契約を決めるやり方を教えましょう。 私は勉強のため、異業種交流会によく参加します。そこではじめて出会った方がクライアントになるケースが多いのです。そのとき、みなさんおっしゃるのが、「声がダントツによく記憶に残った」「この人なら信頼できると思った」というおほめの言葉。もちろん、これも私の声出しテクニックの成果です。 初対面で私が気をつけているのは、「腹式呼吸で話す」「口角を上げてにこっと笑う」「2音~7音で区切って話す」「単語の頭で息を吐く」ことです。初対面で契約を取りたいなら、これを守るだけでOK。今までとは違う、大きな成果が得られると思います。
声で相手を変えるSCENE 2:子どもに言うことを聞かせる ●普段より2音高い声で話すと子どもが話を聞く 私のクライアントには幼稚園や小学校の先生も実は多いのです。先生たちは子どもに言うことをきかせるのに必死で、喉を痛めている方が多くいます。 そんな方に私がアドバイスするのは、高めの音で大きな声を出す方法。音域で言うと「ド」ではダメ。「ミ」か「ファ」くらいの高い声で話します。子どもたちは自然に腹式呼吸で発声していますし、声も高い。その声に対抗するには、腹式呼吸を徹底して、高い声で話すことがポイントです。