掃除をしていたら20年以上前の“テレホンカード”が出てきました。まだ使い道はあるのでしょうか?
携帯電話やスマートフォンが普及し、街中で公衆電話を見かけることも減ってきました。そのため、何十年も前に手に入れたテレホンカードを見つけたとき「使い道がないので捨てた方がよいのか?」と迷うこともあるかもしれません。 しかし、テレホンカードは公衆電話を利用する際以外にも使い道があります。 本記事では、テレホンカードを固定電話の支払いに利用する方法や寄付する方法、買い取りに出した場合の価値などについて詳しくご紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
テレホンカードはNTT固定電話の支払いに利用できる?
NTT東日本・西日本では、未使用のテレホンカードを固定電話の支払いに利用できるとしています。 対象となるテレホンカードは500円または1000円の未使用のものです。3000円や5000円のテレホンカードをお持ちの場合は、「テレホンカード交換センター」で500円または1000円に交換すると、固定電話の支払いに利用できます。 テレホンカードでの支払いの対象となる通話料金は表1の通りです。なお、ひかり電話オフィスA(エース)は対象外となります。 表1
出典:NTT東日本「テレホンカードによる通話料金のお支払いについて」、NTT西日本「テレホンカードによる電話料金のお支払いについて」を基に筆者作成 テレホンカードを通話料金の支払いに利用したい場合は、ホームページから申込書や送付先宛名ラベルをダウンロードし、印刷したものに必要事項を記入して未使用のテレホンカードとともにNTT東日本・西日本それぞれの送付先に郵送しましょう。
NPO団体などに寄付する方法もある
未使用のテレホンカードの寄付を受け付けているNPO団体などもあります。 例えば、認定NPO法人大阪精神医療人権センターでは、面会や外出が制限されている入院患者へ配布するためのテレホンカードの寄付を受け付けています。 また、テレホンカードの買取代金を支援金としてNPO・NGO団体に届ける活動を行っている企業もあるようです。寄付までの流れや送付先については、各ホームページで確認するとよいでしょう。
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