部下と焼き肉を食べに行くのですが、正直「懐」が厳しいです…「割り勘」だとダメでしょうか?
会社での立場が上がると、自分に部下や後輩ができます。なかには、部下や後輩を連れて食事に行く機会が増える方もいるかもしれません。 しかし気になるのは、おごるかどうかの問題です。毎回おごると、経済的負担が大きいと悩む方もいるでしょう。 今回は職場の部下や後輩と焼き肉に行く際、割り勘を提案して問題ないのかを調査しました。あわせて焼き肉をおごるのが難しい場合の対処法や代替案もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
部下や後輩と焼き肉へ行くときに割り勘を提案するのはNG?
株式会社LeoSophiaが行った「後輩・部下に奢るときに関するアンケート」によると、部下や後輩と焼き肉へ行くとき、奢りを負担に感じる人の割合は400人中350人、8割以上の方が奢りに対して負担を感じていることが分かりました。 中には「多めに払うのが当たり前」「気持ちよくおごりたい」と考えている人もいるでしょう。割り勘の提案自体はNGとまでいえないものの、上司がおごるべきと考えている割合は一定数存在していることが分かります。 なお、部下や後輩へ焼き肉をおごるべきかどうかは、関係性や食事に行く目的などで異なります。仕事の相談込みで行くのか、プライベートで行くのかなどに合わせて、おごるかどうか判断するのもいいでしょう。
部下や後輩へ焼き肉をおごるのが難しいときの対処法・代替案
「上司がおごるべき」と考えていても、選択するお店や行く人数によっては大きな負担と感じる場合もあるかもしれません。後輩や部下へ焼き肉をおごるのが難しい場合は、以下の方法で対処してみましょう。 ●焼き肉よりも安いものを食べに行く ●ディナーではなくランチに誘う ●給料日やボーナスの後に誘う どの方法が適しているかは、そのときによって異なるはずです。それぞれの内容を確認し、自分に合った方法を実践してください。 ■焼き肉よりも安いものを食べに行く もし焼き肉をおごるのが難しい場合は、焼き肉よりも価格が安いものを食べに行きましょう。食べる量にもよりますが、焼き鳥や大衆酒場などであれば比較的価格をおさえられるはずです。 もしお酒を必要としないなら、定食やラーメンなどをおごるのでも問題ないでしょう。経済状況的に厳しいのであれば、できるだけ負担の少ない食べ物を選ぶのも選択肢に入れることをおすすめします。 ■ディナーではなくランチに誘う 焼き肉に後輩や部下を連れていくのであれば、ディナーではなくランチに誘うのも選択肢の一つです。ディナーに比べるとランチの方が金額は安くなる傾向にあります。 ただし、昼休憩の際に焼き肉へ行くと服ににおいがついてしまう可能性があります。そのため、職種やその日の仕事内容によっては、利用が難しい方法であることも理解しておきましょう。 ■給料日やボーナスの後に誘う 経済的な理由で一時的におごるのが難しい場合は、給料日やボーナスの後に誘うのも選択肢に入れてみましょう。いくら上司とはいえ、お金がないタイミングで無理におごる必要はありません。 仮にお金がないタイミングで食事に連れて行ったとして、注文内容によってはお金が足りなくなってしまうリスクも伴います。上司としての面目を保つためにも、後輩や部下を焼き肉に連れていくタイミングにこだわってみましょう。
上司と食事へ行く際におごりを期待している部下や後輩も一定数いる
上司と後輩・部下が焼き肉をはじめ食事に行く場合、おごりを期待している方も一定数いるようです。 割り勘を提案するのもいいですが、中には「言いにくい」と感じる方もいるでしょう。その場合には、焼き肉よりも価格をおさえられるお店を提案したり、ランチに誘ったりするのも方法です。 無理に見栄を張るのではなく、自分の経済状況に合った方法で部下や後輩と食事をして、コミュニケーションをとりながら関係性を深めていきましょう。 出典 株式会社LeoSophia 後輩・部下に奢るときに関するアンケート【PRTIMES】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部