スマホアプリ「ポケモンスリープ」の開発体制が変更 “ダイパリメイク”開発元&ポケモン社による新企業が参加
ポケモン社は11月12日、スマートフォン向けアプリ「ポケモンスリープ」(iOS/Android)の開発体制を変更すると発表した。これまでは、ゲームメーカーのSELECT BUTTON(東京都渋谷区)とポケモン社が主軸となり、開発・運営を進めていた。今後は、SELECT BUTTONがはずれ、ポケモン社とポケモンワークス(東京都新宿区)の2社による体制に変える。 【画像を見る】ポケモンスリープ内に掲載した告知文【全4枚】 ポケモンスリープ上に掲載した告知文によると「長期運営を見据え、ポケモンワークスとポケモン社への運営へと徐々に移行していく」と説明している。 ポケモンワークスは、ポケモン社とゲーム開発事業などを手掛けるイルカ(東京都新宿区)から生まれたゲームデベロッパー。イルカは過去、Nintendo Switch向けゲーム「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール」の制作などを担当していた。 ポケモンワークスが設立したのは3月1日で、代表取締役にはイルカの岩崎拓矢(崎はたつさき)氏が就いている。資本金は5000万円で、事業内容は「ポケットモンスターに関するゲーム開発など、及びそれに付帯関連する一切の事業」としている。 ポケモンワークスは11月上旬ごろに公式Webサイトを公開したばかり。サイト上では「ポケモンは、みなさんのパートナーであり仲間です。だからこそ、みなさんがポケモンとの出会いや冒険を楽しめるよう、その世界観や『らしさ』を大切にしながら、もっとリアルに、もっと身近に、ポケモンを感じられる体験をつくりだしていきます」と表明している。
ITmedia NEWS