サーティワン、新体験アイスクリームケーキ「31 パティスリー」定番フレーバー2種がケーキデビュー
B-R サーティワン アイスクリームは“ケーキの新体験”として、アイスクリームケーキの新カテゴリー「31 PÂTISSERIE(パティスリー)」を展開。サーティワン定番の「ストロベリーチーズケーキ」「ジャモカアーモンドファッジ」がそれぞれ複数の素材や食感を“層”で楽しめるアイスクリームケーキになって、全国のサーティワン アイスクリームで12月28日に発売する(一部店舗を除く)。価格は各2500円。 【画像】「31 パティスリー」のポイント 「31 パティスリー」は誕生日やクリスマスなどの記念日以外にも、ちょっとしたご褒美や手土産として日常のなかで楽しんでもらいたいとの想いを込めて誕生。アイスクリームとケーキが層になっているのが特徴で、購入しやすい価格帯であることもアピールしている。 ■ 31 ザ・チーズケーキ made from ストロベリーチーズケーキ サイズ:約6.5×15×5.6cm(縦×横×高さ) サーティワンの定番人気フレーバー「ストロベリーチーズケーキ」にベイクドチーズケーキとザクザク食感のクランチを合わせて、ホイップクリームとチョコレートをデコレーションした。 ■ 31 カフェモカケーキ made from ジャモカアーモンドファッジ サイズ:約6.5×15×5.8cm(縦×横×高さ) 2種の豆をドリップしたコーヒーが香る「ジャモカアーモンドファッジ」にコーヒーケーキを重ね、チョコレートホイップクリームソース、さらに香ばしいローストアーモンドをデコレーションした。 いずれも切り分けやすく好きな量を好きな時に食べられるよう、ケーキの形は長方形になっている。持ち歩きは3時間まで可能とのこと。自分へのご褒美や家族や友人との集まりの手土産、食後のプチ贅沢なデザートなどで楽しめる。さらに、今後もサーティワンならではの新しいケーキを開発予定としている。 ■ サーティワンが新しいケーキのカタチをつくりました! B-R サーティワン アイスクリーム マーケティング部の橋本貴史氏は冒頭、2024年のアイスクリームケーキ販売数は前年に比べて伸長、数年連続成長していると説明。要因に誕生日や記念日、クリスマスといった1年で数回しかない消費者の特別な日の需要を獲得できた成果だと分析する一方、特別な日以外のもっと頻度の高い日常のなかのちょっとしたご褒美需要を確保できないかと考えたという。 サーティワンのアイスクリームケーキはキャラクターとのコラボケーキや、自宅で自分でデコレーションできる「31デコケーキ」、キューブ型のピースが集まったちょうどいいサイズの特別感のある「プティケーキ」など、全14種類をラインアップしている。 いずれもアイスクリームの美味しさを最大限に楽しめるよう、全体がアイスクリームで構成されたケーキとなっており、誕生日やクリスマスなど記念日のお祝いでの利用が多いファミリーなど複数人向けのホールケーキが中心だった。 サーティワンの調査では20~50代の女性は年平均8回生洋菓子(ホールケーキを除く)を購入しており、特別な日以外にもケーキのニーズがあることが分かり、消費者がイメージするケーキはスポンジやクリーム、ナッツなど複数の素材や食感が層になったものだという。 こうした背景から、日常のなかで楽しめる新しいアイスクリームケーキのカテゴリーとして「31 パティスリー」を展開。さらに「層」であることを「31 パティスリー」の商品開発にも生かし、アイスクリーム専門店だからこそ作ることができる“新しいケーキのカタチ”を届けるとしている。 橋本氏は「新しいケーキによって既存のサーティワンのお客さまに喜んでいただくことはもちろん、今までサーティワンのケーキを召し上がったことがない新規のお客さまにアイスクリームケーキを体験していただけることを期待しております」と述べた。 ■ 令和のスイーツトレンドのなかでも強いのは“定番の味” 新商品発表会に登壇したスイーツ専門家の坂井勇太朗(クリーム太朗)氏は、令和のスイーツトレンドについて、いろいろな新しいスイーツが出てくるなかで強いのは“定番の味”と述べ、昔食べた思い出の味や慣れ親しんだ味が進化しているところがこれから新しいスイーツの時代を作るのではないかと思っているとコメント。 また「31 パティスリー」はサーティワンの定番フレーバーが使用されていることに触れ、今まで食べてきたアイスクリームがアイスクリームケーキとして層になり本格的なってに登場したことが、新しいアイスクリームケーキのトレンドやスイーツ市場を作っていくのではないかと述べた。 ■ 子供のころの思い出がよみがえる味がアイスクリームケーキに スイーツ専門家のchico氏は、アイスクリームケーキは定番化しているが、アイスクリーム専門店であるサーティワンが新しいアイスクリームケーキを作るというのが興味深いとコメント。 自身も初めてアイスクリームショップやアイスクリームケーキを知ったのがサーティワンだと振り返り、ノスタルジーで子供の頃の思い出が蘇り、全国でも幅広い年齢層でそういった方が多いのではないか、サーティワンが新しい取り組みをするのが魅力的だと述べた。
グルメ Watch,編集部:濱野紗妃