米MLSマイアミ新監督にマスケラーノ氏就任 メッシらとバルセロナでプレー「新たな高み到達を」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(37)が所属する米MLSのマイアミは26日、元同国代表のハビエル・マスケラーノ氏(40)が新監督に就任したと発表した。 現役時代はセンターバックやボランチとしてプレーし、W杯も4大会に出場したマスケラーノ氏は、バルセロナでもメッシとともにプレー。2020年に現役を引退して21年にアルゼンチン代表のユース世代の監督に就任し、U-23アルゼンチン代表を昨年のパリ五輪出場に導いていた。クラブを率いるのは今回が初めてとなる。 マイアミにはメッシのほか、FWスアレス、MFブスケツ、DFアルバら元バルセロナの選手が所属。マスケラーノ新監督は「インテル・マイアミのようなクラブを率いられることは私にとって名誉なことであり、この特権を最大限に生かすよう努力したい。この組織の揺るぎない野心と、それを支えるインフラにひかれた。インテル・マイアミのみなさんと協力し、クラブが新たな高みに到達できるよう、そしてファンに忘れられない瞬間をさらに提供できることを楽しみにしています」とコメントを発表した。 今季のマイアミはレギュラーシーズンで史上最多の勝ち点74をマークしながら、プレーオフで敗退。バルセロナやアルゼンチン代表を率いた経験を持つヘラルド・マルティノ監督が、個人的な事情を理由に退任していた。