【ホープフルS・生情報】ピコチャンブラック上原佑紀調教師「馬の後ろで我慢できた経験が生きてくる」
[GⅠホープフルS=2024年12月28日(土曜)2歳オープン、中山競馬場・芝内2000メートル] アイビーS2着のピコチャンブラック(牡・上原佑)は大一番を翌日に控えた27日、美浦坂路で4ハロン63・5―47・4―15・3秒をマーク。終始余裕のある動きで、脚さばきは実にスムーズだ。気負う面を見せず、精神面も安定している。 「落ち着いているし、好調をキープできています」と上原佑調教師も体調面に不安はないときっぱり。逃げて楽勝だった新馬戦と違い、次戦のアイビーS(2着)は2番手で折り合う競馬で進境を見せた。スッと前に行けて最後も脚を使える点が持ち味だ。 「枠(15番)は内過ぎると嫌だったので、悪くないと思っています。スタートは相当速い。新馬戦が追い切りみたいな感じだったので、2戦目に関してはしっかり追われた戸惑いもあったのかなと。(逃げ馬の)後ろで我慢できた経験が生きてくると思うし、流れに乗った競馬をしてほしい。体が増えてパワーアップもしているので、チャンスはあるはず」と開業2年目でのGⅠ初制覇に期待を込めた。
東スポ競馬編集部