エリオット、サウスウエスト航空に臨時株主総会の開催を要求
（ブルームバーグ）： アクティビスト（物言う投資家）として知られる米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントは、米サウスウエスト航空に対し、臨時株主総会開催の要求について通知した。2017年以来となる委任状争奪戦を正式に開始した。
エリオットの14日発表によれば、同社はサウスウエストの取締役会に８人の取締役候補を指名し、同数の取締役の入れ替えを求めている。臨時株主総会については、12月10日の開催を要求しているという。ブルームバーグ・ニュースは先に、エリオットによる臨時株主総会の開催要求について報じていた。
エリオットが指名した取締役候補には、ライアンエアー・ホールディングスで副最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めたマイケル・コーリー氏やバージン・アメリカの元ＣＥＯ、デービッド・カッシュ氏が含まれる。
エリオットが臨時株主総会の開催要求について通知し、委任状争奪戦の動きに出るのは17年以来。同社は同年、アルミ部品メーカーのアーコニックの取締役会に複数の取締役候補を指名。その後、投票を実施する前に両社は和解した。
サウスウエストの担当者からはコメントを得られていない。
原題：Elliott Requests Special Investor Meeting at Southwest Airlines（抜粋）
--取材協力：Mary Schlangenstein、Katherine Burton.
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Crystal Tse
