グラン・パレにカムバック!サプライズが詰まったシャネル2025年春夏プレタポルテコレクション。
革新性とフレッシュさにあふれ、いつも私たちの心をとらえて離さない、Chanel(シャネル)のクリエイション。それは受け継がれる伝統と卓越した職人技に裏打ちされている。そんなシャネルの2025年春夏プレタポルテコレクションのショーが開催。最新の話題にクローズアップ! 【動画】CHANEL 2025年春夏 プレタポルテコレクションのショー
2024年10月1日、2025年春夏プレタポルテコレクションが、ガブリエル・シャネルの名がエントランスに刻まれたパリのグラン・パレで開催された。ガラス張りの身廊天井の下、光に包まれた空間に置かれた開かれた鳥かご。それを取り囲むように公園や庭をイメージして配置された椅子やベンチの前を新作を纏ったモデルたちが優雅に歩いて行く。 1900年のパリ万国博覧会のために建てられたグラン・パレで、シャネルは2005年にショーを開催して以来、長年、この場所で新作を発表してきた。2018年以降、メゾンはグラン・パレ・フランス国立武術関連合への寄付基金を通して、その文化と芸術のプログラムの支援を開始。建物の修復と改修をサポートすることを表明し、グラン・パレ本来のデザインの独創性と美しい姿を甦らせる大規模な試みに着手することに。
華麗な動きを賛美するバレエのエッセンス。
繊細さや軽快さ、そして美しい動きを賛美するバレエのエッセンスを感じさせるクリエーションが目を引いた今季。シフォンのケープ、スリットの入ったスカート、透け感のある素材に刺繍を施したシャツドレスなど、ライトな着心地が春夏らしい。今季のコレクションは、ガブリエル・シャネルのように社会の厳しい常識や視線から自らを解き放った女性たちへのトリビュートとして捧げられたもの。さらに色とりどりの羽根がプリントされたトレンチコートやスパンコールやフリンジを施したジーンズなど、心踊るようなピースも見逃せない。
例えば、女性飛行士を想起させるアビエータージャケットは、フェミニンなピーターパンカラーに。そして、フライトスーツは黒と白のファイユ素材で登場。さらにネクタイ型のインサーションが入ったスーツ、白い襟の付いたユニフォームドレスなど、女性たちを自由に、そして美しく彩ってくれる新作が並ぶ。