スケートボード男子ストリートで４位の白井。(C) Getty Images

　スケートボード男子ストリートの白井空良は７月29日、パリ五輪の決勝戦に出場し、278.12ポイントで４位。悲願のメダル獲得を逃した。 【画像】大逆転で五輪連覇！スケートボード男子ストリートの堀米雄斗を厳選ショットで特集！ 　６番手に登場した白井のラン１本目。いきなり「バックサイドシュガーケン」をメイク。高さやバネを武器に攻めのライディングをみせた。また、ハンマートリック（危険なトリック）で最後の大技を決め、お馴染みの"サムライポーズ"も飛び出した。ラン１本目では驚異の90.11ポイントをマークした。２本目のランは39.34ポイントを獲得。１本目が高得点だったため、ミスをした時点でプレーを止めてもよかったが、最後まで攻めのライディングを披露した。 　ベストトリックでは、１本目で「93.80」ポイントの高得点をマーク。見事なビッグスピンからの着地で、会場を魅了した。２本目、３本目は失敗。４本目は「94.21」ポイントをマーク。５本目は失敗となり、トータルスコア278.12ポイントで４位となり、悲願のメダル獲得を逃した。 　白井は30日、自身のインスタグラムを更新。「パリオリンピック、応援たくさんありがとうございました！正直悔しかったけど、めっちゃ楽しめました」と感謝を伝えた。 　 　また、白井は「パリオリンピックの直前に体調を崩し、入院することになり。諦めようかなと思ったりもしましたが、、パリオリンピックという舞台に立てたこと、本当に良かったと思ってます」と五輪直前まで出場を悩むほど、コンディションが良くなかった事を明かした。 　さらに「メダルにはあと一歩届かなかったけど、世界の仲間たちとハイレベルな戦いをすることができてとても楽しかったですし、何よりも今の自分にできることは全て出し切れたと思っています！」と振り返り、続けて「次の舞台で更に成長した姿をお見せできるように、また、スケボーの楽しさをみんなに感じてもらえるようにもっと練習頑張ります」と気持ちを新たにし、さらなる進化を誓った。 構成●THE DIGEST編集部