オリンピック好き好きおじさん 金属バット小林が手ばなしに日本代表を応援しきれない理由「バスケアメリカ代表、もう大人げなさすぎて…」
スケートボードの堀米くんの先祖は何をしてたのか?
―スケボーとか見てると、メダルを狙うために置きに行くみたいな感じなかったですもんね。失敗してもいいからいかにスゴ技決められるか。 友保 スケボーはエラい女の子が優勝したんですよね。 ―女子ストリートの吉沢恋選手。 友保 そう、漫画みたいな子。ただスケボーは何やってるかわからんねん。解説の兄ちゃんも「マジやばい」って言うだけやから。どうヤバイか噛み砕いてくれんと(笑)。 小林 スケボーは失敗の意味がよくわからない。そもそも無理やけど本番でやろうとしてるのか、本番で緊張して失敗してるのか、練習段階から成功率悪いけど本番に賭けてきてるのか。 友保 どうなんやろな、でも向こうも俺ら見て同じこと考えてるんちゃう?「漫才のネタ飛ばす??」みたいな。ただしゃべってるだけやろと。 小林 ただ「このネタはでけへん」ってことはないやん。技術的に。早口すぎてとか。ウーマン(ラッシュアワー)さんとかならわかるけど(笑)。 友保 それは削るもんな。だから俺らと一緒で、できるようにしてるけど、緊張して噛んだり飛ばしたり。 小林 にしてはみんなだいたい失敗してる。 友保 向こうも思ってんちゃう。「体使うてへんくせにこんなネタ飛ばす?覚えたこと言うてるだけやろ、風も関係ないし」。めちゃめちゃ思われてんちゃう(笑)。 小林 だからその辺言うてほしいんよ。 友保 「無理しよった」って。一か八かでやったんですが、と。 小林 そう言ってくれたら見甲斐がある(笑)。 ―スケボーはもともとストリートカルチャー発祥なので、そもそも競技として点数つけられたくないみたいな街場の猛者が世界中にはまだまだたくさんいそうですよね。点数つけにくいところは漫才に似てるかもしれない。 友保 僕らはもうお金のためにやってます。どうでもいいです。黙って金くれ(笑)。 ―集英社オンラインがスケートパークに取材に行った時、めっちゃうまいけどめっちゃこだわりも強くて「この技しかやりたくない」みたいなスケボー少年がいたそうです。 友保 この技が大好き。このネタしかやりたくない。芝浜しかやらん(笑)。 小林 FUJIWARAさんみたいな(笑)。 友保 長尺人情話しかやらん(笑)。 小林 あとこれ単なる疑問なんだけどいい? スケボーの堀米(雄斗)くん。堀米って名字、先祖は何をしてたのか。米を掘るって何? ―それは……考えたこともなかった……。 友保 「作米」とか「植米」とかがいっぱいおったから、じゃあおれは掘るほうにいくかと。米作るために耕さんとアカンから、うちは掘ってましたと。 小林 米掘るかなぁ。もっとなんかあったんちゃう。 ―米苗字は何が人気だったんでしょうね。 友保 太米か金米か(笑)。 取材・文/西澤千央 撮影/高木陽春
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