【地方競馬】佐賀JBC競走&九州産GPの上がり3Fタイムに誤差 レース当日の通信環境の影響で
佐賀県競馬組合は26日、今月4日に開催した「レディスクラシック」「スプリント」「クラシック」のJBC各競走(いずれもJpn1)および2024九州産グランプリの4競走の上がりタイムを訂正したと発表した。 4競走の上がりタイムは同競馬組合が運用を開始した「GPSを利用したトラッキング表示システム」に基づいて計時した。 しかし、当日馬場内の通信環境の影響で上記4競走の上がりタイム計時に誤差を生じたことが判明。各競走のパトロール映像から上がりタイムの再計測を行い、出走馬の上がり3ハロンタイムとレースの上がり4ハロンおよび3ハロンタイムを訂正した。 佐賀県競馬組合は「お客さまはじめ馬主、生産者、競馬関係団体、報道関係のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりおわび申し上げます」とコメントした。 「トラッキング表示システム」は8月16日の能力検査での初試験以降、競馬開催日ののべ12競走の試験運用を経て、JBC競走当日のシステム本格運用を実施した。試験運用での計時については、正確性を確認していたという。 今後は馬場内のいかなるWi-Fi通信状況にあっても「トラッキング表示システム」のGPSアンテナに通信精度に干渉しない仕組みの構築に努め、定期的な試験運用を実施しながらダートグレード競走を中心とした重賞競走における「トラッキング表示システム」の継続を予定している。 なお訂正されたタイムは、以下の通り(左から着順、馬番、馬名、訂正前の上がり3Fタイム、訂正後の3Fタイム)。 【8R・2024九州産グランプリ】 <1>(2)ルピナステソーロ 38秒7→39秒3 <2>(12)アイタカ 39秒1→39秒6 <3>(8)タケノサイコウ 39秒4→39秒6 <4>(1)ベルボールドナイン 39秒2→39秒6 <5>(7)ヒマワリクン 40秒0→40秒1 <6>(6)カシノルーカス 40秒1→40秒8 <7>(10)アイアンムスメ 40秒0→40秒7 <8>(9)ユメカナウケン 38秒5→39秒3 <9>(5)ミスターウラノフ 39秒8→39秒5 <10>(3)イチザウイナー 42秒5→42秒1 <11>(11)アネロイド 42秒8→43秒9 (4)コウユーヌレエフ 競走中止 レース上がり4F…52秒8、3F…39秒5 【9R・JBCレディスクラシック】 <1>(11)アシモシエラ 36秒3→37秒4 <2>(7)グランブリッジ 36秒3→37秒2 <3>(4)テンカジョウ 36秒0→37秒1 <4>(3)ライオットガール 36秒2→37秒4 <5>(1)ドライゼ 36秒1→36秒9 <6>(6)キャリックアリード 35秒5→36秒8 <7>(9)アイコンテーラー 37秒0→38秒2 <8>(10)アンティキティラ 38秒0→39秒4 <9>(2)コスモポポラリタ 38秒4→39秒6 <10>(8)ミヤノウッドリー 38秒2→39秒1 <11>(5)リネンファッション 38秒7→40秒1 レース上がり4F…50秒0、3F…37秒4 【10R・JBCスプリント】 <1>(8)タガノビューティー 36秒3→37秒4 <2>(11)チカッパ 36秒4→37秒6 <3>(7)アラジンバローズ 36秒4→37秒3 <4>(12)イグナイター 37秒4→38秒3 <5>(2)パワーブローキング 36秒4→37秒1 <6>(5)マックス 38秒3→38秒3 <7>(4)シャマル 38秒1→39秒2 <8>(9)バスラットレオン 37秒5→38秒8 <9>(10)ホウオウスクラム 36秒7→37秒9 <10>(6)ヘリオス 38秒0→39秒3 <11>(3)テイエムフェロー 37秒4→38秒4 <12>(1)トゥールリー 40秒3→41秒3 レース上がり4F…50秒6、3F…38秒0 【11R・JBCクラシック】 <1>(10)ウィルソンテソーロ 36秒1→37秒1 <2>(3)メイショウハリオ 37秒3→37秒8 <3>(2)キリンジ 37秒8→38秒0 <4>(7)シルトプレ 36秒4→37秒2 <5>(5)ノットゥルノ 37秒6→38秒7 <6>(9)ウィリアムバローズ 38秒9→39秒2 <7>(4)ヒロイックテイル 38秒5→39秒7 <8>(1)ガルボマンボ 39秒1→40秒6 <9>(8)ダイモーン 39秒0→40秒7 <10>(6)アンブロジオ 39秒7→41秒6 <11>(11)シンコーマーチャン 40秒7→41秒7 レース上がり4F…49秒9、3F…37秒3