日産NV200バネットが一部仕様向上、安全機能を全車に標準装備!
日産自動車は7月19日、NV200バネットの一部仕様向上を実施し、ワゴンは同日より、バンは8月上旬より発売すると発表した。税込車両価格はワゴンが243万7600円~257万6200円、バンが223万1900円~290万400円。 多彩な車両情報が見やすい7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを新たに採用 NV200バネットは、荷物の積み込みがしやすい大容量の荷室空間と、充実の安全装備を備えた商用バンで、小回りが利く運転のしやすさや使い勝手、燃費性能の良さなどで好評を博している。 このたびの一部仕様向上では、車速60km/h以上での走行時、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促す“インテリジェント DA(ふらつき警報)”や、駐車時や低速走行時、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまったときなどに衝突防止をアシストする“踏み間違い衝突防止アシスト”を全車に標準装備。全車サポカーSワイドの対象となるなど、安全装備が拡充した。 さらに、多彩な車両情報が見やすい7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを新たに採用し、メーターの視認性と機能向上も図っている。 車中泊仕様“マルチベッド”やライフケアビークル“チェアキャブ”、商用特装車“ワークユースビークル”もあわせて一部仕様向上 日産モータースポーツ&カスタマイズは、このたびのNV200バネットの一部仕様向上に合わせて、同車をベースとした車中泊仕様車“マルチベッド”、ライフケアビークル(LV)の“チェアキャブ”、および、商用特装車“ワークユースビークル”シリーズの一部仕様向上を実施。“マルチベッド”のワゴンベース車は7月19日、“マルチベッド”のバンベース車と“チェアキャブ”、“ワークユースビークル”シリーズは8月上旬より発売すると発表した。 一部仕様向上の内容はベース車と同様。車速60km/h以上での走行時、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促す“インテリジェント DA(ふらつき警報)”や、駐車時や低速走行時、ブレーキと間違ってアクセルを踏み込んでしまったときなどに衝突防止をアシストする“踏み間違い衝突防止アシスト”を全車に標準装備し、全車サポカーSワイド対象となるなど、安全装備が拡充した。さらに、多彩な車両情報が見やすい7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイを新たに採用し、メーターの視認性と機能向上を図っている。 NV200バネット“マルチベッド”は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使用しつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しむ方、あるいは、ペット連れ旅行を楽しむ方のために、跳ね上げ収納式のベッドシステムを備えることにより、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供するモデル。 NV200バネット“チェアキャブ”は、車両後部のスロープから車いすのまま車内に乗り込める車両。コンパクトで取り回しのしやすいボディサイズでありながら、充分な室内空間を確保しているNV200バネットの特長を活かし、主に病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車となっている。使い方や乗車人数に合わせた3種類の室内レイアウトが設定されており、車いすやストレッチャーの乗員を含めて4~7名が乗車可能だ。また、乗降用手すりやオートステップ、助手席スライドアップシート(オプション)などを装備することで、車いす乗員だけではなく、介助者や自力で歩行できる方にも乗降しやすい仕様としている。 NV200バネット“ワークユースビークル・保冷バン”は積荷の温度を保って運搬できる車両。荷室の全面に断熱材を採用し、外気温が庫内に与える影響を軽減している。また、荷室床面の地上高が低いため、荷物積み降ろしがスムースに行なえる。 NV200バネット“ワークユースビークル・リフター付バン”は、重量物の積み降ろし用に車両後方に自動昇降リフターを備えた車両。リフターは後方視界を妨げない折りたたみ式で、350kgまで昇降させることが可能だ。またリフターは、格納時に横方向に開閉することもでき、リフターを使用せずに軽い荷物を積み降ろしする際の妨げにならない構造となっている。 NV200バネット“ワークユースビークル・VX2人乗りバン”は、VXグレード並みの装備や外装デザインを採用した2人乗りバンを、特装車としてラインナップ。積載スペースの広さに加え、装備や外装も重視されるユーザーに向けた車両だ。 NV200バネット“ワークユースビークル・外装VX仕様ルートバン”は、カラードバンパーやフルホイールカバーを採用し、VXグレードと同様の外装デザインとしたルートバンを特装車としてラインアップ。食品や服飾、生花の配送に使用する際など、特に外装にこだわるユーザーに向けた車両となっている。
MotorFan編集部