紹介制レストラン「NO CODE」の米澤シェフがバーガー&ビストロをオープン!
2つ目のオニオンは淡路島の「2525ファーム」が育てた「蜜玉」で、品名の通り蜜のように甘いのが特徴。ローズマリーと一緒に香ばしくソテーして塩で味を付けています。
3つ目はバンズ。何種類試食したかわからないほど吟味を重ね、サイズと食感にこだわったというバンズはちょっぴり小ぶりサイズ。表面はカリッと、中はふわふわに焼き上げると甘みが出てフレンチトーストを彷彿とさせます。
4つ目はハンバーガーに欠かせないソースです。ケチャップやマヨネーズだけじゃおもしろくないと開発したオーロラソースはちょっぴりピリ辛でマスタード要らず。
5つ目は塩です。この和牛にはこの塩!と、数種類のスパイスを独自に調合したオリジナルのスパイス塩は和牛のうまみを存分に引き出します。
6つ目は野菜に日本で数軒しか生産者がいない完全室内栽培の「江戸前ハーブ」を使っていること。10種類以上のマイクロハーブをミックスしています。味が濃いマイクロハーブはパティに負けません!
6つのこだわりが詰まったバーガーの完成です。チーズバーガーは王道だけに見た目のエレガントさにもこだわっています。バーガー袋に入れてまずは一口。ふんわりとしたバンズの食感からの玉ねぎの甘みとシャキシャキしたマイクロハーブと混ざりながら溶けるようになくなるパティ。それぞれの食材は味も食感も口の中で確かに主張したはずなのに喉を通った後には一体感しかありません。
つなぎを入れないからとか、肉の脂が上質で口溶けが良いとか、マイクロハーブの細かさが噛んだ時に交わりやすいとか、おいしい理由はたくさんありますが、完食して思うのは“これぞシェフ・ド・キュイジーヌのバーガー!”です。
料理名はユニーク、味はハイクオリティなアラカルトメニュー
ディナーメニューには「何これ! 食べてみたいね」という料理名が並びます。それらが目の前に置かれると「なるほど、こうくるか」と思い、食べると出会ったことのない新感覚な味わいに舌が喜ぶのです。こちらの料理はイタリア料理の粉チーズと黒胡椒だけのシンプルパスタのもやし版。もやしのシャキシャキした食感は本物を超えるかも!?