明大明治、PK戦の末にT4リーグ勢の東京農大一を下し2回戦へ
令和6年度関東高校サッカー大会東京予選が開催され、初日の13日、清瀬内山運動公園で1回戦4試合が行われ、第3試合ではT4リーグ所属の東農大一と対戦した明大明治がPK戦の末に勝利した。 【フォトギャラリー】明大明治 vs 東農大一 試合は後半17分、明大明治FW9川名蓮(3年)が左サイドからペナルティエリア内深く進入しシュート。一度は相手GKに弾かれたが、こぼれ球に反応したMF7藤野小太郎(3年)が押し込み、明大明治が先制。 追いつきたい東農大一は同28分、FW11藤田英慈(2年)のゴールで同点とし、試合は前後半で決着つかず、延長戦となった。 迎えた延長前半6分、東京農大一はFW10四本大貴(3年)の得点で突き放すと、明大明治も延長後半8分、FW9川名のゴールで同点とし2-2。試合は延長戦でも決着つかず、PK戦に突入した。 4人目まで終わった時点で先攻の東農大一が3人連続で失敗し、成功は1人のみ。一方、後攻の明大明治は2人成功。2-1で迎えた5人目。勝負はキャプテンマークを巻いた2人に委ねられた。 東農大一DF5髙木直(3年)が冷静に決めると、明大明治GK17岩見真大(3年)が思い切りよく蹴り込み、試合終了。明大明治がPK戦を3-2で制し、2回戦進出を決めた。 勝った明大明治 石黒祥樹監督は「あまり良い内容のゲームではありませんでしたが最後まで諦めずに戦った選手たちの姿勢がすべて。しんどいなか、最後まで走り切れたことがよかった」と勝因を語った。なお、勝った明大明治は2回戦、早稲田実業と対戦する。 (文・写真=佐藤亮太)