「コンビニ弁当」を1年食べた人と「自作弁当」を1年食べた人では「1年間」のランチ費用はどれだけ異なるの?
コンビニ弁当を選ぶ際の注意点
世間一般に、健康を気にするならコンビニ弁当よりも自炊がよいといわれています。理由はいくつかありますが、その1つとして挙げられるのが「塩分」です。自作弁当なら自分で塩分量を調節できますが、コンビニ弁当ではできません。 このように、コンビニ弁当は作る手間がなく便利な一方で、注意しなければならない点もあります。ここからは、コンビニ弁当の注意点について解説します。 ■太りやすい 実際にコンビニ弁当のラインナップを見ると、ほとんどが揚げ物や炭水化物で構成されていることが分かります。牛焼肉や唐揚げ、とんかつなどが多いかもしれません。このような食品類はタンパク質と脂質、糖質が多いため、摂り続けると太りやすくなってしまいます。 ■栄養が偏っている コンビニ弁当で注意したい点の1つが「野菜不足」です。実際にコンビニの弁当を見て分かるように、大半の商品にはごくわずかしか野菜がない可能性があります。1日に必要な野菜量は350グラム以上といわれているため、コンビニ弁当ばかりの食生活を続けると野菜が不足すると予想されます。
コンビニ弁当はメリットとデメリットを考慮したうえで利用しよう
健康とコストを重視するなら、コンビニ弁当よりも自作弁当のほうが優れています。しかし、多忙な社会人生活を送るなかで、毎日弁当を作り続けるのは難しい人も多いでしょう。弁当を作る場合は帰宅後か早起きして時間を確保する必要があるうえ、献立を考える手間もかかります。 コンビニ弁当は栄養の偏りや費用の高さという問題はありますが、たまに食べる程度であれば健康上の問題はありません。毎月の食費を決めておいて、予算が納まる範囲で自炊とコンビニ弁当を使い分けるのがよいでしょう。 出典 全国農業協同組合連合会 現代人のお弁当事情に関するアンケート 厚生労働省 野菜、食べていますか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部