「たくさんの出場時間をこなせば…」 疲労が懸念されるグラフェンベルフ。プレイできる喜びを語る
首位リヴァプールの中心人物だ
夏の移籍市場では思うような補強ができなかったものの、24-25シーズンの前半戦では好調を維持しているリヴァプール。プレミアリーグ、CLともに首位に立っており、長期間続いたユルゲン・クロップ政権終了後の初年度とは思えない充実ぶりといえる。 そんな好調リヴァプールで存在感を放っているのが、ライアン・グラフェンベルフだ。加入初年度となった昨季は控えとしてシーズンを終えることになったが、アルネ・スロット監督がやってきた今季は開幕から継続して起用されている。プレミアリーグでのプレイタイムは1237分で、これはフィルジル・ファン・ダイクに次ぐ2番目に多い数字となっており、チーム内での重要度の高さが伝わってくる。 しかし、今後の過密日程を考えると、グラフェンベルフの疲労は懸念点の1つになるが、当の本人はこの状況を楽しんでいるようだ。『Liverpool Echo』が伝えている。 「調子はいい、体調も良好だ。たくさんの出場時間をこなせば、どんどんフィットしてくると思うし、それが僕にとって重要なことなんだ」 「今のところ毎試合プレイできるのはいいことだけど、将来的にもっと多くの試合に出場することになるかもしれない。今はCLが20試合くらいだから(シーズンで)60試合、70試合をプレイすることになれば本当にクレイジーだけど、今はそれでもいいよ」 「僕にとって(リバプールでの)最初のシーズンは、それほどフラストレーションのたまるものではなかった。僕の目標は以前(バイエルン時代)よりも多くの時間プレイすることだったから、それは叶っていたんだ」 「90分間プレーしてピッチに出て、自分の実力を見せることができて嬉しい。だからここにいられて嬉しいよ」 リヴァプールはオランダ代表MFの負担を軽減させるために、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディのような守備的MFの獲得を目指しているが、今冬の移籍市場で実現するのだろうか。