【Bリーグ】4強出そろう 準決勝は琉球―千葉J 名古屋D―広島
◇Bリーグチャンピオンシップ準々決勝(2024年5月13日 有明コロシアムなど) 2戦先勝方式の準々決勝第3戦が行われ、連覇を目指す琉球(西地区2位)がアウェーでA東京(東地区2位)に58―57で競り勝ち、4季連続の準決勝進出を果たした。コロナ禍でチャンピオンシップが開催されなかったシーズンを除けば6季連続の4強入り。千葉J(ワイルドカード2位)はアウェーで宇都宮(東地区1位)に延長戦の末に103―93で勝利した。準決勝は琉球―千葉J、名古屋D(西地区1位)―広島(ワイルドカード1位)のカードで行われる。 琉球は3戦目で初めて前半でリードを奪い、後半も追いすがる相手を振り切った。最大15点のビハインドから再延長戦の末に制した第1戦に続く、1点差の白星。フィールドゴール成功率39・3%(56本中22本成功)、フリースロー成功率が47・4%(19本中9本成功)とシュートの精度を欠く中、リバウンド数は相手を9上回る40を記録し、ゴール下の戦いで優位に立った。 レギュラーシーズンは西地区7連覇を逃したが、プレーオフで勝負強さを発揮。桶谷監督は「勝因はディフェンスとリバウンド。オフェンスがよくなくても気持ちを切らさなかった」と振り返った。 準決勝はホームに千葉Jを迎え撃つ。3月の天皇杯決勝で敗れた相手だ。岸本は「A東京を相手にCSで勝てたことには意味がある。皆が100%集中した結果。チームとして自信になる3試合だった」と振り返り「準決勝をホームでできることがうれしい。千葉Jは特別な相手なので、これ以上ない舞台になる」と力を込めた。