【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3> <1>プルパレイ(日曜中京11R淀短距離S) 浜中騎手を背に8日水曜の栗東坂路で単走。強めに追われて4ハロン50秒0の自己ベストをマークした。ラスト2ハロンは11秒8-12秒7とラップを落としたが、この日の栗東坂路はラスト11秒台がわずかに2頭。次位を1秒1も上回る1番時計は絶好調の証しとみていいだろう。 前走はG3京阪杯で0秒4差4着に好走。リステッドの今回は当然、勝ち負けが期待できる。 <2>ピースオブエイト(土曜中京11RすばるS) 8日水曜の栗東坂路を4ハロン54秒3で駆け上がった。騎手騎乗(小坂騎手)としては控えめな全体時計とはいえ、馬なりのままラスト2ハロンで13秒2-11秒9と急加速。この日2番目に速いラスト1ハロンラップをたたき出して仕上がりの良さをアピールした。 母トレジャーステイトがJRAダート3勝の砂血統。初ダートでも重賞ウイナーの地力を侮るなかれ、だ。 <3>ロロノア(日曜中京5R) 9日木曜の栗東Cウッドで併せ馬を敢行。6ハロン79秒1の猛時計をマークした。騎乗した古川吉騎手のゴーサインに応えてラスト2ハロンともに11秒台(11秒6-11秒8)でフィニッシュ。デビューこそ年明けまでずれ込んだものの、調教で見せる新馬離れしたスピードと切れ味は出たとこ勝負の予感を漂わせている。 ◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。