【大学野球】 骨折の明大・宗山がノックに参加 それでも田中監督「リーグ戦の戦力と考えていない」
◇社会人・東京六大学対抗戦▽日立製作所3X―2明大(3日・神宮) 2月29日のオープン戦で死球を受けて右肩甲骨を骨折し、全治3か月の診断を受けた明大・宗山塁内野手(4年=広陵)が、主将の「背番号10」でベンチ入り。試合前のノックに参加した。 「ベンチ入りを含め、自分の判断でやっているようです」と田中武宏監督(62)。試合では、ベンチの最前列に立ってチームを鼓舞した。 「トレーナーや医者とも相談し、出来ることから始めています」と指揮官。リーグ戦出場に関しては「スイングだけなら痛みはないが、ボールを捕まえた時のフォロースルーは痛いと言っていた。最初の診断が3か月なので、私のなかでは戦力として考えていません」と話した。 試合は、2―2の9回裏1死から、元ソフトバンクで日立製作所の4番に座る真砂勇介中堅手(29)がサヨナラ本塁打を放った。 なお、法大―ホンダは悪天候のため中止となった。
報知新聞社