【タカオカ解説】天皇皇后両陛下が国賓待遇で英国訪問 車やホテルだけではないロイヤルなおもてなし
■勲章にみる日英の絆
これ日本での天皇陛下即位の時の、日本での最高位の勲章です。こちらは上皇様がつけておられますけども、ガーター勲章です。このブルーの斜めとここについてます。これ全部セットになってます。これイギリスでの最高位の勲章なんです。 これをいただく可能性が、極めて高いと言われています。国賓ですから。いただきますとなんと日本の皇室だけ『5代連続』になります。明治天皇、大正天皇、昭和天皇、上皇様、そして今上陛下。こんな扱いを受けてる王室、皇室は我が国だけでございます。 一方で、イギリスというのは、伝統だけではないですね。本当に時のタイミング、世の中に合わせてどんどん制度を変えていく国であります。では、そもそもイギリスとはどんな国なのか?
■イギリスってどんな国?
地理お詳しい方は知ってますね。イギリスなんていう国名は基本的にはないんです。グレートブリテン及び北アイルランド連合国っていうのを、英語にしたのが標準のイギリスと言われるものなんです。 実は公用語が言われてるものだけでも、4つあると言われております。ここにゲール語という言葉も入ります。イギリスはですね、やっぱり時代に合わせるんですね。2022年に『新しい公用語』が一つ増えました。 これはなかなか皆さんも想像つかないと思いますが、『BSL』と言います。日本語で翻訳をしますと『手話』のことです。「ブリティッシュ・サイン・ランゲージ」と言います。 つまり英国は、こういったハンディを持っておられる方々にも、幅広く条件を一緒にして、社会生活を送っていただこうということで、ちゃんと法律で決められてます。ですのでBBCなんかはイギリスのニュースは必ず手話がつくということになっております。 とは言いながらも、日本も頑張っております。日本の企業が新たに進出しているのは食べ物です。『うどん ラーメン カレーライス』、丸亀製麺、博多一風堂、CoCo壱番屋。ロンドンでは行列ができるぐらいの日本の存在感もあるようでございます。 日本は、『安保をめぐって大変な接近』をしております。これやっぱり、ウクライナのこともありますし、中国の太平洋での大きな力を見せてきてるってこともあります。