「藍は苦労するのではないか…」“守備職人”リベロ山本智大の指摘に、高橋藍はなんと答えた?「トモさんがいると、めちゃくちゃ大変」
大同生命 SV.LEAGUEが開幕して3週間。オープンニングマッチがゴールデンタイムで生中継されるなど注目を集めているが、コートに立つ選手たちは変化を感じているのだろうかか。国内リーグでのプレーは初となる高橋藍(23歳)が現在地を明かした【聞き手/田中夕子】 【秘蔵写真】「めっちゃカワイイ~」青春まっしぐらな高橋藍18歳を見る!「少し不安そうなイタリア移籍直後の“自撮り”」「バボちゃんとイチャイチャ」「石川祐希にハグされて号泣」「敵なのに西田と仲良しすぎ」も(全60枚超) ――サントリーサンバーズ大阪は4試合(11月1日時点)を終えました。自身やチームの状態はいかがですか? 足首はまだ完全な状態ではないですが、だいぶいい感じに回復してきました。ジャンプ力も戻ってきたし、動きにキレも出てきた。もっと(状態を)上げていけるけれど、現状としてはだいぶいい状態まできています。チームとのフィット感もだいぶ上がってきましたが、もうちょっと細かい調整やレセプションの関係性、セッターの大宅(真樹)選手とのコンビをつくれると思うので、もっともっと追求したいですね。 ――開幕戦で対戦した大阪ブルテオンのリベロ、山本智大選手が「日本とイタリア、ディフェンスの違いに藍は苦労するのではないか」と話していました。実際は? おっしゃるとおりです。さすがトモさんですね。今はイタリアでプレーしていた時や、日本代表で国際試合をしていた時以上に、日本で得点する難しさを感じています。対海外の時は相手の身長が高いので、その高いブロックに対してどう決めるか、そのスキルをつけることでレベルアップ、スキルアップしてきたのですが、日本はブロックの高さ自体はなくてもシステムがしっかり構築されています。そのクオリティに対してどう戦うか。まさに試行錯誤しながら取り組んでいるところです。
「トモさんがいると、めちゃくちゃ大変(笑)」
――イタリアのセリエA、国際試合との違い。もう少し具体的にうかがうと? 対海外の時はまずブロックがしっかり見えるので、そこに対してどう攻めるか、どう抜くか。(ブロックを)抜けば決まる、という感覚でした。でもSVリーグでは大前提として抜いたコースにレシーバーが必ずいる。タッチを狙ったり、空いたコースに打ってもボールを拾われてしまうので、その難しさはありますね。自分の得意コースも研究されているので、レシーバーが必ず入って守備を手厚くされているのも実感しています。もちろん、状況がよければ力でねじ伏せられる時もありますが、裏をつく攻撃もしていかないと簡単には決まらない。日本で戦うことと世界で戦うことでは、また違う難しさがあります。特にトモさんが相手にいると、めちゃくちゃ大変です(笑) ――先日はヴォレアス北海道の本拠地・旭川でのアウェイゲームがありました。地元の方々が盛り上げる会場はいかがでしたか? めちゃくちゃあたたかくて、とてもやりやすい会場でした。ヴォレアス北海道という地元のクラブを地域全体で応援するホーム感がありましたね。でも、その中に僕の名前を書いたボードを持ってくださる方もいて。コートと観客席の距離が近い会場なので、僕らも楽しかったし、会場全体の盛り上がりを肌で感じることができました。完全アウェイのはずなのに、僕の名前がコールされる時でも盛り上がってくださって、選手としては幸せですよね。(SVリーグでは)会場によってチケットが取りづらいなど、いろいろ大変なこともあると耳にしますが、たくさんの方々が観に来てくださるのはとても嬉しいことです。
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