世界第3位の観光大国トルコ。まだ日本人の多くが知らないこの国の魅力を知るなら今⁉
世界第3位の観光国なのに、なぜか日本人があまり訪れていない国、トルコ。異国情緒に溢れ、気候は温暖、物価は安く親日的ということナシ。コロナ禍を抜けた新たな海外旅行の目的地としてぜひオススメなんです。
伝統と革新、異国文化の融合で独自のスタイルを築き上げたイスタンブル
2023年10月に日本を訪れたインバウンド(訪日外国人数)は251万6500人となり、新型コロナの感染が拡大する前の水準を初めて上回ったと発表されました。対するアウトバウンド(日本人出国者数)は約93万7700人と、2019年同月比で43.6%減と未だ伸び悩んでいます。とはいえ元気な読者の皆様は、そろそろ海外への旅行もお考えになっている頃かと思います。 3年にわたって続いたコロナ禍の閉塞感を追い払うに相応しい目的地はどこか? ヨーロッパにも行きたいけど物価の高騰は気になるし、アジアは行き尽くしたし。となると……おやおや、その2つを繋ぐちょうどいい場所がありましたよ。街並みはヨーロッパスタイル、食べ物は美味しく物価は日本以下、親日国家で厚いホスピタリティを持つ“遠くてなんだか近い国”。それは今年建国100周年を迎えたトルコ共和国!
グローバル規模で観れば2023年には約5200万人の観光客が訪れ、世界第3位の観光市場となったトルコですが、まだまだ日本人が訪れることは少ない“知られざる国”。コロナ禍前の2019年の国別外国人旅行者数データを見ても人気ランク外、わずか0.5%に留まっています。ということは、今が先取りのチャンス! と確信して、今回はトルコ共和国観光局が主催するプレスツアーに参加して、その魅力を探ってまいりました。 行き先はトルコの玄関口、イスタンブルから、ほぼ日本人は訪れていないだろう、南東アナトリア地方にある世界遺産、ネムルート山やギョべクリテぺ、シャンルウルファの街などです。 第1弾ではイスタンブルを、第2弾では南東アナトリア地方の魅力を2回に分けてご紹介していきます。