河本結が逃げ切りで5年ぶり2勝目 政田夢乃の初Vは18番の池に消えた…
<NEC軽井沢72ゴルフ 最終日◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6685ヤード・パー72> 【貴重映像】河本結のルーキー時代の大学生活に密着 国内女子ツアーの最終ラウンドが行われ、2位に3打差の単独首位から出た河本結がノーバーディ1ボギーの「73」と苦しみながらトータル11アンダーで逃げ切り。5年ぶり通算2勝目を挙げた。1998年度生まれ河本の優勝で、いわゆる黄金世代の勝利数は通算50勝目となった。 河本は2日目まで14個のバーディを量産していたが、最終日はなかなかバーディパットが沈まない。チャンスについてもカップに蹴られ、最終18番パー4では2.5メートルのバーディパットも入らずこの日ノーバーディ。それでもボギーを1つにとどめて逃げ切った。 もっとも河本にプレッシャーをかけたのは6打差の8位タイから出た新人の政田夢乃だ。前半4つ伸ばして優勝戦線に加わると、折り返した11番で首位に並び、17番でバーディを奪って単独首位に立った。 迎えた18番パー4はティショットをフェアウェイにとらえ、初優勝をかけた2打目は、ピン方向に打ち出して少し左に曲がると、グリーン左の池につかまった。4打目のアプローチはグリーンをとらえられず、5打目を寄せてダブルボギーフィニッシュ。1打及ばず涙を流した。 政田と並んで1打差の2位には小祝さくら、堀琴音。3打差の5位には尾関彩美悠。2週連続優勝のかかった竹田麗央は高橋彩華、佐久間朱莉、笠りつ子と並んで4打差の6位タイ。 前年覇者の菅沼菜々はトータル2アンダー・30位タイで3日間を終えた。
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