スポーティな新型「ヴェゼル」ってどんなもの？

　ホンダはコンパクトSUV「ヴェゼル」をマイナーチェンジし、2024年4月26日に発売しました。 　 　現行型のヴェゼル（2代目）は、初代モデルの独自のスタイリングやパッケージング、走りに磨きをかけて2021年4月に登場。デビューから3年が経過したタイミングでマイナーチェンジを果たし、さらなる進化を遂げました。 【画像】「えっ…！」カッコいい！ これがスポーティな新型「ヴェゼル」です！ 画像を見る（30枚以上）

スポーティにカスタムされたホンダ新型「ヴェゼル」

　新型ヴェゼルの外観は、従来モデルのシンプルでクリーンなキャラクターを継承しながら、フロントグリルとフロントバンパーの形状を変更。 　リアはコンビネーションランプに水平基調の2段グラフィックを採用したほか、オールLED化することで、存在感のあるデザインを実現しています。 　内装は、前席のセンターコンソールを左右対称にしながら、上段・下段ともに運転席・助手席のどちらからもアクセスしやすい形状としました。 　新型ヴェゼルではグレード体系が変更され、1.5リッターガソリンの「Ｇ」、1.5リッターハイブリッドの「e：HEV X」「e：HEV Z」がラインナップされます。 　そのうえで、ハイブリッド車には2つのパッケージを新設定。中間グレードのe：HEV Xにはアウトドアテイストの「HuNT（ハント）パッケージ」、最上級グレードのe：HEV Zにはスタイリッシュな「PLaY（プレイ）パッケージ」が用意されました。 　新設されたハントパッケージの外観はルーフレールや専用アルミホイール、カッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュなどを備えています。 　内装は、撥水・撥油機能をもたせたカーキ＆ネイビーの専用コンビシートを採用。アウトドアなどでの使用シーンも考慮されました。 　プレイパッケージは、従来モデルの最上級グレードとして設定されていた「PLaY」の後継モデルです。 　外観は、ボディとルーフを塗り分けた2トーンカラーを採用し、フロントグリルのトリコロールアクセントは新たな配色へ変更されたほか、ドアロアーガーニッシュのアクセントカラーをブルーとすることで個性と遊び心を表現しました。 　内装はグレージュの色味を継承し、ブラックとのコントラストを際立たせるとともに、ピンストライプやステッチにライトブルーを配してスタイリッシュなコーディネートを実現しています。 　各モデルの個性を際立たせた新型ヴェゼルですが、カスタムパーツを装着することで、特別感のあるスタイルに仕立てることができます。 　なかでも、スポーティさを強調するカスタマイズが2タイプ用意されました。 　ひとつめは、ホンダ車の純正パーツを手掛けるホンダアクセスが新たに設定した「スポーツスタイル」です。 　ブラック基調のフロントグリルや各種エアロパーツで精悍なイメージを演出。新型ヴェゼルのスポーティなイメージをさらに高めるコーディネートとしました。 　エアロパーツとして、空力効果も追求した「テールゲートスポイラー」を装着。 　ルーフ上面に設けられた突起とスポイラー形状によって車両周辺の空気の流れを整えて、高速走行時の安定感をよりいっそう高めます。 　さらに、コンプリートカー「モデューロXシリーズ」の技術を投入した「18インチアルミホイールMS-050」をラインナップ。 　ホイールをしならせることによってタイヤの接地面圧を高め、４つのタイヤが持つパフォーマンスを引き出します。 　ふたつめは、ホンダ車のカスタムパーツブランド「無限」が開発した仕様で、モータースポーツ活動で培ったスポーティさとプレミア感を付与したカスタマイズです。 　外観は、「フロントグリルデカール」を始め、「フロントアンダースポイラー」や「サイドガーニッシュ」「リアアンダースポイラー」のほか、リアビューには大型で存在感のある「ウイングスポイラー」や「テールゲートスポイラー」を装着するなど、無限らしいスポーティさを表現しました。 　また、e：HEVモデル専用の「スポーツサイレンサー」は、見た目だけでなくスポーティな音色にもこだわって開発。 　ホイールは、新色のブラッククリアミラーフェイスを追加した躍動感あふれるデザインの18インチアルミホイール「MDW」をラインナップします。